質問事項

８．エネルギー条例直接請求について

 

○ＮＨＫ

　それから、知事、ちょっと予算からはずれるんですけれども、あした、エネルギー条例の直接請求があるかと思うんですけれども、２月議会のほうで知事が意見を付して出されるということだと思うんですけども、前の会見でもいろいろ条例を読み込んで研究されてるとおっしゃっていましたけども、現時点でもし何かこう、考えというか、方針というのが知事の中である程度方向性が定まっていらっしゃったら、ちょっとその方向性というものをお聞かせ願いたいんですが。

 

○溝口知事

　それは、まだ提出されていませんからね、そこのところのコメントは控えたいということです。いろいろ先方のお考え、この条文に書かれてないところで、よくわからないようなところは事務的に照会をしたりしておりますけどもね、そういうものを踏まえてどうするか検討中と、こういうことです。

 

○ＮＨＫ

　一つ確認なんですけど、意見を付されますよね。その意見というのは、知事としてその条例に賛成するのか反対するのか、そういったものを明確に示されるということでいいですか。

 

○溝口知事

　過去の例があると思いますけども、過去の例をごらんになったらいいと思いますけども。

 

○ＮＨＫ

　過去の例というのは。

 

○溝口知事

　過去にそういう直接請求の事例がありますから。我々ももちろんそういうものを参考にしながら、どうするかということを考えていきます。

 

○ＮＨＫ

　ある程度賛成か反対かというのは示されるということでいいですか。

 

○溝口知事

　だから、そういうところのコメントは、ちょっと今の段階では差し控えといたほうがいいでしょう。

 

○毎日新聞

　済みません、関連してなんですけれども、エネルギー条例、直接請求される団体と、事務方を通してはいろいろ情報の照会をしてるという今のお話でしたけれども、例えばそのグループと知事が直接会って何らかの意見を知事が直接聞くであるとか、そういうような場というのはあり得ますか。

 

○溝口知事

　それはあり得ますよ。

 

○毎日新聞

　現状でそういうことを、あす直接請求があった後にやられる時間なんかというのはあるんですか。

 

○溝口知事

　あすはありませんけど、これまで１回お会いしてますよ、ぜひ会いたいとおっしゃられて。だけど、それは先方のお考えを聞くということですから。

 

○毎日新聞

　既に一度お会いにはなっていると。

 

○溝口知事

　はい。

 

○毎日新聞

　それはどの段階、署名なんかをやってる期間の間にということですか。

 

○溝口知事

　はいはい。

 

○毎日新聞

　一度会っている。

 

○溝口知事

　ええ、署名というか、ごく最近。

 

○毎日新聞

　ごく最近。

 

○溝口知事

　はい。

 

○毎日新聞

　いつぐらいにお会いになったんですか。

 

○溝口知事

　いつでしたか、ちょっとあれですか。今週ですよ。

 

○毎日新聞

　今週ですか。今週会って、その団体の代表の方と会って......。

 

○溝口知事

　ええ、などと、お考えを、先方、何というか、来たいということもありましたからね。それは、だけど私の意見を言うというようなことじゃありません。

 

○毎日新聞

　まあ知事の意見じゃなくて、先方の考えを確認すると。

 

○溝口知事

 　先方のお考えを、それは事務的にいろいろ、この条文でどう読むかというようなことがありますからね、ずっと、ずっとというか、先週ぐらいからですかね、疑問点を確認しませんと、我々が先方が考えてないことまで意見を言ってもいけませんのでね、そういう延長として、先方も来られたいというのでお会いしたというだけです。

 

○毎日新聞

　先方はあれですか、代表の北川泉さんであるとか保母武彦さんとお会いになった。

 

○溝口知事

　そこは非公式にしましょうと言っておりますから、名前は私のほうからは申し上げません。

 

○毎日新聞

　団体と会って、その団体側がこの条例にどういう意図を持っているかとか、それぞれの条文の意味合いであるとか、そういうところを知事が直接団体側から確認をされていらっしゃる。

 

○溝口知事

　確認じゃなくて、来られて説明されてましたよ。

 

○毎日新聞

　ええ。いや、だから、知事の意見という意味ではなく、その中身についての説明を受けたと。

 

○溝口知事

　ええ、それは事務方が意見をまとめるに際して、先方の意図がはっきりしませんといけませんから、聞いたりはしてます。

 

○毎日新聞

　知事も直接その場で説明を受けたということですね。

 

○溝口知事

　説明を受けるほどじゃないですね、お考えなどを聞いたということです。