• 背景色 
  • 文字サイズ 

質問事項

3.医療・福祉・子育て等での課題

 

○山陰中央新報

 山陰中央新報社、イワイです。

 医療・福祉分野で今年度、特に力を入れていきたい点はどこになりますか。

 

○溝口知事

 医療と。

 

○山陰中央新報

 医療と福祉分野について。

 

○溝口知事

 福祉ですか。

 

○山陰中央新報

 はい。

 

○溝口知事

 やはり医療につきましては、お医者さん、看護師さんが不足をしているという状況は続きますからね、国の地域医療再生基金などを活用しながら、そういう人材確保に努める。それから医療と介護の連携ということですね。例えば島根などでは、お一人でお住まいの高齢者の方々もいろんな集落に住んでおられて、お医者さんが家庭訪問するのに、1軒行くのに非常に時間がかかるとか、そういう意味で、介護と医療の連携を強化していかなきゃならないということがありまして、そういうものを介護の世界でも、医療と介護という関連でいろんな取り組みをしていくということがありますね。

 それから、障害をお持ちの方々の雇用等をふやすとか、あるいは障害をお持ちの方々の医療費の負担の軽減ということが従来から課題でありましたが、昨年から、昨年いっぱいですね、市町村と県などが一緒になりまして検討して、今度の予算でも負担の軽減をするとか、あるいはそれにあわせまして精神障害をお持ちの方も福祉医療の対象にするといった制度の改正、改善を行っておりますが、そういうことをやっていきたいということです。

 

○山陰中央新報

 追加なんですが、子育て支援についてはどのようにお考えですか。

 

○溝口知事

 子育て支援では、国のほうが出産から子育てまでの支援をしようということで、30億程度でしたかね、予算を講ぜられて、県、市町村にもそれを活用するようにと予算組まれていますから、それを活用して、婚活なども含め、たしかそれも対象になっていたと思いますけれども、子育て支援をさらにやっていくということがありますね。それから、そのほかにも子育てのいろんな支援を引き続きやっていきたいというふうに思います。

 

○山陰中央新報

 先ほど雇用の話も出ましたが、女性の雇用についてはどのようにお考えですか。

 

○溝口知事

 女性の雇用ですね。

 

○山陰中央新報

 はい。

 

○溝口知事

 それは、県自身もそういうことを行いますし、民間の企業におかれましても、女性が働きやすい職場環境をつくれとか、そういうことの要請をしておりますね。例えば県で独自にやっている活動としては、こっころ企業の、きょうも表彰しましたけれども、そういうワーク・ライフ・バランスがしやすいように、いろんな休暇制度を設けられるとか、あるいは従業員の子育てを支援する企業の方々に対して若干の特権を差し上げたり、あるいは表彰するといったこともやっております。そういうことを積み重ねていく必要があるというふうに思っています。

 

○山陰中央新報

 特に、女性の場合はM字グラフと言われるような、30代、20代の子育て世代が抜けやすいという状況があって、待機児童などの問題もありますが、それについてはいかがですか。

 

○溝口知事

 待機児童等につきましても、予算の充実、配慮がなされておりますけれども、例えば安心こども基金事業では15億円、それから保育所支援が8億円、乳幼児医療の助成が6億円とか、あるいは第3子以降の保育料の軽減でありますとか、さまざまな子育ての支援など、そうした予算措置を講じておりますね。

 


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp