知事定例記者会見(12月6日)
質問事項
1.島根原発関連について
○毎日新聞
済みません、総選挙が始まりましたけれども、県内でも各候補者の方、いろんな御主張をされてますし、比例の方でも各党がいろんな政策をされてますけれども、いろんな党が原発について政策を出してますけれども、原発ゼロなんかをうたってる政策なんかもあると思うんですが、知事、原発のある立地県の知事として、各党の政策、どんなふうにごらんになってらっしゃいますか。
○溝口知事
原発を縮小していくという方向は似通っておるように思いますね。他方で、全くゼロにするとか、あるいはそれを達成するまでの期間とか、あるいはやり方などについては若干の差異も見られるようでありますけども、公約の内容ですね、そういうものをどういうふうにして実現していくのか、そういうためには何が必要なのかとか、あるいはそういうことになると、ほかのエネルギーはどういうふうな形で確保していくのかとか、あるいは電力料金等にどういうような影響が出るのかとか、そういうところが、先のことでもあるわけでありまして、はっきりしておりませんね。だから、そういうことを実現したいという意思、気持ちがあるということは見てとれるわけですけども、さっき申し上げたような、それを実現する道筋とか、そういうものが大体においてはっきりしないように思いますね。そこがないとなかなか、有権者の方々も判断しにくい面がありますし、私どももそんな感じがありますね。そこら辺は、各党も必ずしも詰める時間が十分なく総選挙に突入しておられたり、特に第三極を目指される各党におかれては、直前になりまして連合ができたり、連合をつくる過程で政策のすり合わせを急遽やるというようなことで、そういう要因もあって十分な詰めをつくる時間がなかったような感じを受けますね。いずれにしても、大きな道筋としては示されておるわけでありまして、今後、そういうことを、さっき申し上げたようなことをよく詰めていかれる必要があると。選挙中もそうでしょうし、選挙が終わった後もですね。
それから、原発の稼働停止という問題と完全な廃炉という問題は、また違う問題でありまして、そういう中で廃炉に至るプロセス、残っている、廃炉にする場合に燃料棒、あるいは既に使用済みの核燃料棒ですか、そういうのをどう処理をするかというような点は、やはり国全体として考えないと、なかなか難しい問題だというふうに思いますね。
○日本海テレビ
知事、先ほど原発関係で道筋がはっきりしてないと、そこがやはり有権者も判断をしにくいということをおっしゃったんですけども、いろんな党が簡単にすぐにできるもんじゃないから、数十年代と言ったり、例えば20年代とか30年代とか、5年後とか10年後と言っているんですけども、今回出られる方々は任期4年です。当然なんですけど、まあまあ解散もあると思うんですけども、その中でまずできることみたいなものを、やっぱりそこのところ、もうちょっと具体化だとか、やはりそういうような、現実的に避難の話も出てますし、よく知事がおっしゃってる、国の国策の、その辺のフォロー、大事だとおっしゃっているんですけど、その辺、やっぱりもうちょっと具体性というのは欲しいですか。
○溝口知事
それは要りますね。
それは、政権につく政党もそうですし、そういう政権に対して対案を、新しい国会が始まったときにも議論をしなきゃいけませんね。自分たちはこういう考えだけども、例えば政府はこういう点はどうなのか。お互いに完全なものをつくるのは難しいわけですよ。先行きにはいろんな不確定な要因がありますからね。だから、そういうものについて、できる限りの具体性、明確性を持つ努力は引き続き必要だと。今回の選挙ですべて明らかになるとはなかなか思いがたい状況ですね。
○日本海テレビ
もう一つ、先ほど知事がおっしゃった、いずれは全体的には縮小の方向というのはよくわかって、それぞれある程度は出てるんですが、やはり今、島根県が一生懸命されている、今々何が起きるかわかんないことに対しての避難のあり方ですね、やっぱりそういうようなことがほとんど触れられてないんですけれども、その辺、何かお感じのことはありますか。大がかりなことだと思うんですけども。
○溝口知事
ええ、そこら辺は触れておられませんね。いずれにしても、廃炉あるいは停止、いろんな表現がありますけれども、原発の敷地内に使用済みのものでありますとか、あるいは使用前の核燃料というのがあるわけですから、そういうことを前提にしますと、やはり万が一にどうするかということもなきゃいけないと思いますが、そこら辺がありませんね。
○日本海テレビ
少し物足りないですか。
○溝口知事
そういう意味で、そこら辺の考えをもう少し、各政党ともやる必要があるんではないかというふうに思いますね。
○日本海テレビ
全体的に......。
○溝口知事
特に原発が所在する県としては、新政権、あるいは新議会で議席を持たれる各政党は、そういう面でもさらに検討、調査、あるいは地方の声をよく聞いて対応される必要があるというふうに思います。我々もそういうことを伝えていきたいというふうに思います。
○日本海テレビ
今現在も全体的に、各党が全体的にそういうような具体性が足りないという感じはされるわけですよね、詰めの部分でね、各党が。
○溝口知事
ほとんど出てないでしょう。
○日本海テレビ
各党全体が。
○溝口知事
はい。
それはゼロという目標を掲げたにしても、廃炉だけじゃなくて、その間の安全確保、万が一の場合はどうするかといったようなことも示しながら国民の理解を求めるということが必要だろうと思いますね。
いずれにしても、エネルギー政策全体をどうするのかという議論があんまりないですね、今回の論戦を見ても。ただ時期だとか、最終的な年限のようなことについては議論はありますけども。やっぱりそこが大事なポイントじゃないですか。そこは非常にわかりにくい世界でもあるわけですよ。不確定な要因が相当ありますからね。だから、これだということがなかなかできない世界ですね。いろんな仮定によって状況が違ってきますから。
○毎日新聞
使用済み核燃料の話でいうと、今のいろんな党の公約の中にも、核燃料サイクルも見直すというような公約を掲げてるとこなんかありますけれども、もしその核燃料サイクルをやめるという話になれば、青森県さんなんか募集をしてますけども、青森にある使用済みの核燃料がまた島根に戻ってくるということも考えられるわけですけれど、その辺というのは、まだ決まった話でもないですけれども、そういう可能性っていうのは、そういう場合というのは受け入れるんですか。
○溝口知事
いや、そういう仮定の問題はね、状況があいまいですから、あんまりそういうのに答えると誤解を招きますからね。そういう前提がいろいろあってはっきりしないものについてそういう質問を置かれると、それで皆さんの伝えるメッセージも短いもんですからね、誤解を招きますから、私は発言を慎んでおるということなんです。
○毎日新聞
そこまで、だから考えていくと、そこまで島根に使用済み核燃料が戻ってくるというところまで行ってしまうような政策が公約に掲げられているというところは、どうなんでしょうか。
○溝口知事
そこら辺も含め、よく勉強をね、要するに問題を洗い上げて検討しなきゃいかんだろうと。
○時事通信
知事、済みません、原発推進を掲げる候補の応援演説に立たれていると思うんですが、そういった部分は御自身の考えと一致していると、そういうことなんですか。
○溝口知事
何といいますか、さっき申し上げたように、政党の中でもいろんな立場がありますし、政党間でもいろいろあるわけでありまして、そこは全体として考えている話ですね。
○時事通信
全くご自身の思いとか心情と違うことを言っているということはないんですね。
○溝口知事
全く違うという感じはあんまりしませんけどもね。要するに原発の話は、さっき申し上げたように、十分各党におかれても一つの目標について、それをどういうふうに行っていくかとか、あるいはそれによる影響はどうだとかというようなことまで、まだ示しておられませんからね。
○山陰中央新報
済みません、関連ですけど、その知事が応援に立たれた方は、安全を確認できれば再稼働とはっきり言っておられるわけですけど、そこは、その1点だけで立っておられるわけではないと思いますが、それは、その意見はわからないでもないと、一定の理解を示されているということでよろしいんでしょうか。
○溝口知事
そこは、そういうところまでは私も承知していませんが、自民党の政策は、そういうような、公表されたものではなっていますね。
私の方は、県政という立場で各党にもちろんお世話になりますし、それから私自身が知事選などの際に推薦を受けるといった関係もありましてね、いろんな個々の政策ということももちろんありますけども、全体的にどういうふうにしてこの島根をよくするかというようなことで協調・協力関係にあると、こういうことですね。
○山陰中央新報
そうしますと、そこに立たれているということは、その候補が安全が確認できれば再稼働と言っておられるということと、知事がそこに応援に立たれたということは別の問題だということですか。
○溝口知事
それはそのときにまた考えるべきことですね。個別の政策、それはいろんなあらゆることについて、全部同じなんていうことはないですよ。
○時事通信
原発立地県の知事として、そこは重視された上で立たれているわけで......。
○溝口知事
私は、県民全体のことをね、知事としては考えながら、そこは私の判断がもちろん要りますけども、県内にもいろんな意見がありますから、そういうことをよく聞いたり、立地県、周辺県、周辺市町村、あるいは県民全体、議会の意見、あるいは専門家の意見をお聞きしながら、適切だという政策をとっていきたいというふうに思っていますね。
○山陰中央新報
そこは変わらないということですよね。
○溝口知事
はい。私の立場はそうですね、知事として。
○毎日新聞
再稼働の絡みでちょっと、別の観点からの質問なんですけれども、全国的には原発の再稼働であるとか原発の是非について、住民投票で決めようというような形で活動してらっしゃる方もいらっしゃるようなんですけれども、先日、島根でもそういう運動をやろうという人たちが集まって会合なんかを開かれたようなんですが、知事は、いわゆる通常の選挙とかで選ばれた間接民主主義ではなくて、そういう住民投票なんかを経て原発の是非を決めようというような動きについては、どういうふうにお考えになりますか。
○溝口知事
そこはね、前から言っていますけども、原発というのは、エネルギー供給の一つの手段ですね。なぜエネルギーが必要かというと、国民経済、あるいは国民生活のために必要だからということですね。それは、したがいまして、エネルギー政策をどういうふうにとっていくかということは、多方面に大きな影響を及ぼす可能性があるわけですね。そしてまた、いろんな専門的な意見も聞かなきゃいけませんね。そういう意味で、例えばあなたがおっしゃるような、例えばある地域の住民投票、原発に近いとこだけで決めるというわけにはなかなかいかない。それはやはり、今の状況でいいますと、電力の供給は各地域ごとに電力会社をつくって、それを政府がコントロール、規制をして安全基準とかでやっているわけでありまして、そこだけの意見でどうするというのは難しいことだと思いますね。
要するにそういうことをやり出しますと、どこでもそういうことになると、国の政策の整合性というのをだれが、どう保っていくのかということがないといかんのじゃないですか。
○毎日新聞
例えばここ最近の動きでいうと、新潟県なんかで柏崎刈羽をどうするかというので、県議会に対して県民投票条例を設置してくれということで直接請求が間もなくされるようなんですけれども、過去に新潟の泉田知事なんかは、そういうふ
うに県民で決めるのも一つのアイデアではないかというような形の発言もしてらっしゃるようですけれども、他の立地地ではそういう動きもあるというところは。
○溝口知事
ありますが、そういうことがそれぞれの地域だけでやると、日本全体としての、要するに経済活動などは、その地域で完結してないわけですね。生産などは大都市周辺で行われたりする。それによって日本全体の成長もある。それによって税収も上がると。要するに国全体が相互に依存している関係にあるわけでして、エネルギー政策のようなものは、やはり国全体として考えていく必要があるんじゃないかというふうに思いますね。
○毎日新聞
じゃあ、さらに拡大して国民投票だったらいいんですか。
○溝口知事
いや、それはそういうことをしたところもありますね、国によっては。そこら辺のときには、投票というよりも、まずやはり専門家でありますとか国政の場でよく議論を尽くすということが必要だろうと思いますね。やはり原発とか、そういう問題は長い、長期的な視野でもって対応しなきゃいかん、国の政策としてね、やめたり再開したり、そういうジグザグはなかなか難しいんじゃないですか。それから影響も間接的ですから、なかなかこの問題を国民全体がすべてを理解して対応するというのは難しいことじゃないかと思いますね。
○毎日新聞
それと、だから現状の間接民主主義がいいと。
○溝口知事
現状では、まずそういう前に国政の場でよく論議を尽くしたらいいんじゃないですか。それを選挙戦でもやられ、選挙後の新しい国会で論議を、足らない部分の論議をよくされるということが第一歩じゃないですか。それはあなたが言うようなことも外国ではやっておりますから、そういう可能性がないとは思いませんけども、その前にやるべきことがまだ相当あるんじゃないですか。
○時事通信
確認ですが、知事の中では、そういう住民投票をされるお考えというのはないと。
○溝口知事
そういう仮定の、私がどうするという話はしません。何のためにとか、そういうはっきりしないことについて、仮定の問題にはお答えいたしません。
○山陰放送
選挙のお話だったので、今、原発のお話も出ましたけれども、例えば領土問題であるとか農業、TPPの問題、どういった点に知事として注視して今回の選挙を見ておられますか。
○溝口知事
それは、原発は一つの大事な争点ですね。それからやはり日本の大きな問題としては、経済、財政の問題があるわけですね。財政については、やはり放置すれば破綻に向かう可能性が高い状況になり得るわけですね。そうすると、やっぱりそういう問題にどう対応するのか。長年、もうどうでしょう、20年ぐらいこういう論議をしておりますが、解決がついてなくて、3党合意で一つの展開があったわけですね。やっぱりそういう問題をどう考えるかというのは大事な争点ですね。
○山陰放送
一番注目しているといえば原発ですか。
○溝口知事
いや、それは原発もそうですし、今の財政あるいは社会保障を一体どうするかというのは、やはり国民の生活等々にとって大事なことですね。
○日本海テレビ
知事、今回の選挙、これまでの小泉さんのときの郵政改革と今回、その後の政権交代と、非常に何というか、特徴があったんですけど、今回は党がこれだけ乱立した形で、特に比例関係がそうだと思うんですけども、これまでとちょっと違う選挙というか、特徴ですね、という感じを受けるんですけれども、そういう面で、これだけ党が乱立している今回の選挙そのものの、何か特徴的にはどういう感じを受けておられますか。流れがあると思うんですけどね。
○溝口知事
さっき申し上げた原発についても、すぐ道筋じゃなくて、原発脱却ですか、何ですか、いうことと、手順を踏みながら考えるという、若干の差異がありますね、縮小の方向にも。
それから、やっぱり一番違うのは、日本の財政、経済のところですね。そこについていろんな提言といいますか、歳出を伴う提言もいろいろありますけども、そういう問題にどう対応するかというところでは、かなり際立った違いがあるように思いますね。自公民3党合意の既成政党といいますか、それと三極の一角を担おうとされる政党との間では、割と明確な違いがあるように思いますね。そこら辺はやはり間接的な影響、全体としてどういうふうにして整合性のある政策がとれるのか、そういうことの観点から考える必要がありますが、なかなかそういうことを考えるということは難しいことですよ、専門家にとっても。ただ、大きな状況の判断というのは要るかもしれませんね。
○山陰中央新報
済みません、もう一度、大事なところなので再度確認したいんですが、選挙のところで、自民党の候補が安全を確認されれば再稼働と演説でおっしゃったんですが、知事は必ずしもそのすべてにそうだと思いながらそこに立っておるわけじゃなくて、原発に対するスタンスは今までの知事の考え方と変わらないということを再度確認させていただいてよろしいでしょうか。
○溝口知事
そうですよ。
○時事通信
済みません、切り離して応援されたということではないんですか。
その部分を完全に切り離して応援されたということではないという......。
○溝口知事
それとは別の話ですね。そういうことはありません。
○毎日新聞
先ほどの話ですと、県民にとって何がいいか、メリットがどれだけあるかというところで応援に立たれたということなんだと思うんですけども、その理屈でいくと、安全性が確認された原発については再稼働させるということは、県民にとってメリットがあるというふうに知事としては思ってらっしゃる......。
○溝口知事
いや、どういう政党が政権をとるのか、まだわかりませんしね、さっき申し上げたように、公約で出ている部分も不分明なところがありますし、それから時の政府と地元の意見が違って、その調整をするというのは、あらゆることにざらにあることです。だから、県知事としては県内の意見をよく聞いて対応していくと、政府と話をしていくということですね。もちろんその際には議会でありますとか専門家の意見でありますとか、そういうことをよく聞いた上で、知事としての考えを整理をしていくということです。
○中国新聞
知事、第三極の方でお願いします。
第三極で、滋賀県の嘉田知事とか、元都知事の石原さん、今、大阪市長の橋下さん、地方の首長が国政に関与したり、あるいは政党を立ち上げて挑戦されているんですけれども、知事、2期目をされとって、やっぱり国政が変わらないと地方は変わらないというふうに思われることというのは多々ありましたか。どうですか。共感できる部分があるのかどうか、首長から国政に関与するということに対して。
○溝口知事
それは個々の人の判断ではないですか。
○中国新聞
知事としては、余り共感できる部分はないと。
○溝口知事
共感とかなんとかという話じゃなくて、それぞれの人がやはりそれぞれの立場で判断をしておることだということですね。
○中国新聞
それは、避難計画とか、原子力防災のことが余り今回の争点にはなってませんよね。そういう意味では、原発を抱える道県の思いみたいなのが国政、今回の選挙で余り各党に伝わってないのかなと。そういうふうに感じられますか。
○溝口知事
それは、選挙で議論されるのは非常に大粒なことですよ。それからさっき申し上げたように、そこの細かいところまで詰めた論議をしているわけじゃないわけです。
要するに全体としていろんな要素があるわけですよ。それを評価するというのは、全体を評価するというのは、何か決まったルールがあったり、簡単な方式があるわけじゃなくて、それぞれの人が自分の経験なりいろんなことを考えて、いわば全体的に思うということですね。政治は大体そういうことだと思いますよ。
○毎日新聞
知事のこれまでの発言を、会見なんかでの発言を思い起こすと、国にもっと説明してほしいというような答え、国が何らかの基準を早くつくってほしいとか、国が動いてくれないから島根県としても、例えば原発なんかでも何らかの対応ができないというような感じにおっしゃっているように思えるんですけれども、それはつまり地方が何かやりたいと思っても、国が動かないからできないという不満のようなものを感じてらっしゃるのかなと思うんですが、その辺は、そういう思いというのは、嘉田さんとか橋下さんとか、石原さんもそうかもしれませんし、さらに言うと名古屋の河村市長なんかもそうかもしれませんけど、そういう方々と、認識としては近いということなんでしょうか。
○溝口知事
いや、そうじゃなくてね、そういうふうに大きな大事な問題については県民の中でも意見が違うわけですよ。一つにまとまっているわけじゃない。だから、いろんな意見があって、やはりそういう意見をよく聞いた上で、やはり判断をしていくというのが私の立場ですよ。それで、そういうものに対してね、どういう方向で進むかというのは、さっきから申し上げておりますけれども、エネルギー政策のようなものを国がどう判断するかということがあって、その次が進んでいく話なんですよね。そこが何もない段階で決めつけるというのは、なかなか難しいことだと私は思いますね。だから、国の立場を明確にせよというのが、まず第一歩として必要ですし、その過程で国に対しても言うべきことは言っていくということをやっているわけです。
それから、立地県は比較的同じような立場にありますから、立地県で一緒になってやるということは効果的だと思いますね。ただ、立地県でも若干の違いがありますね。
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