知事定例記者会見(9月19日)
質問事項
3.尖閣諸島について
○読売新聞
冒頭におっしゃられた尖閣の反日の関係なんですけども、県の方でも吉林省の団体が県民会館のイベントに来ないとか、松江市の方でも1件あったようなんですけど、そういったことが県内で起きていることについては、どのように思われますか。
○溝口知事
それは中国との関係ですか。
○読売新聞
はい。
○溝口知事
それは、中国においてああいう動きがあって、むしろ中国側の方から延期をされるというようなことになっていると思いますね。そうした領土問題に関連していろんな交流に支障が生じたり、あるいは中国国内において日本企業に対する破壊行為であるとか、そういうふうな日中間の友好の枠組みを大きく損なうような行為というのは両国にとって好ましいことじゃありませんね。過去に比較して、世界全体の相互依存というのはどんどん拡大しているわけですね。そういう中で責任ある政府が領土問題によっていろんなその他の分野における交流でありますとか経済交流も含めですけれども、影響が及ぶというようなことは、やはり避けるようにいろんな努力をしなきゃいけませんね。それはやはり領土問題は領土問題として議論をし、やっていくと。できる限りそういう両方を追求するということが私は必要なんだというふうに思います。
○時事通信
知事、済みません、ちょっと確認なんですが、尖閣問題なんですけど、これは領土問題という認識で......。
○溝口知事
いや、領土問題というか、領土問題は日本としてはないという主張をしていますが、中国はしているという問題じゃないですか。
○時事通信
知事の中で、先ほどこういう領土問題はとおっしゃってたんですが、それは違いますか。
○溝口知事
いやいや、それは中国は見解が違うという意味では、広い意味ではそういうことでしょう。日本の立場と中国の立場が違うという問題ということでしょう。
○時事通信
その政府の立場と違うという意見ではないですか。
○溝口知事
いや、日本政府と違うという、中国の立場と。
○時事通信
知事が。
○溝口知事
僕は同じですよ。
○時事通信
知事が政府と違う立場ということではないということですね。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp