知事定例記者会見(9月4日)
質問事項
5.産業振興について
○山陰中央新報
知事、済みません、産業振興のことでお聞きしたいんですけども、この前、8月の下旬に斐川町の誘致企業が、3社、県道の改良を求めて知事に要望されたと思うんですけども、斐川町のものづくりは、製造品出荷額で県全体の4割を占めておりまして、県内でも一大産業群を形成しているんですけども、知事から見られて、製造業で斐川町というのはどういう位置に見られているのか。
もう1点は、今、ものづくりは非常に世界で厳しいというふうに、知事もよく調印式などで言われるんですけども、そういった中で各社が世界戦略で生き残るために、地元の雇用を守るために戦略を打ち立てていると思うんですけども、県としてどういう今後対策を、もしくは支援を打って入れるかという、今のところのお考えを聞かせていただきたいんですけど。
○溝口知事
斐川町における電子関係の集積は、大きな県の雇用を創出していまして大事な産業ですね。ただ、県が行っておりますのは、新設の工場を増設するとか、そうしたときに支援を行うと。あるいはやはり従業員の方々の確保というのは大事ですから、そういう確保に協力をするとか、いろんなことがあります。県も必要な対応を、状況などもよくお聞きしながら支援をしていきたいというふうに考えています。
○山陰中央新報
あと関連で、もう少し東に行って旧東出雲町で三菱農機という農機具メーカーあるんですけども、この前、前期の決算がわかりまして、債務超過も膨らんで、赤字幅も非常に大きくなったということがわかったんですけども、それを受けて部品の調達を海外に広めたりして、地元の地場産業に与える影響というのは非常に懸念される部分があるんですけども、その辺のところで知事はどういう......。
○溝口知事
それは、三菱重工の方に地場の生産ラインをしっかり守ってほしいということは、いろんな機会に申し上げております。三菱の方におきましても、そうした対応をとってきておられますね。たしか三菱のいわば直轄みたいなことで体制を強化しておられますね。あそこで生産されるものが海外に輸出をされるとか、そういうことについてもいろいろ努力をされていますから、我々としては必要な支援をしながら生産拠点を維持していただくように、引き続き要請をしていきたいというふうに思います。
○山陰中央新報
実際に知事が三菱重工の方に、間もなく完全子会社化の方針を決めてから1年たつんですけども、知事が三菱重工の方に要望などをされたということはあるんですか。
○溝口知事
ありますよ。重工のたしか社長とも一回会いましたね。
○山陰中央新報
今後、また要請などというふうなお考えは。
○溝口知事
むしろ重工の方々も我々の方に来られますからね、そういう機会に話をしています。県の希望、あるいは松江市の希望はよく心得ておられます。
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