知事定例記者会見(5月8日)
質問事項
4.地震被害想定調査検討委員会について
○毎日新聞
先日、地震と津波の被害想定の会議がありまして、知事も出席してらっしゃいました。そこであの想定の結果を見られて、知事はどういうふうに感想を持たれたのかお伺いしたいんですけれども。
○溝口知事
想定の結果ですか。
一つは、津波の場合は、津波が来る時間によって被害がいろいろ違ってくるということが一つありましたね。大きい地震が例えば佐渡沖で起こった場合には、これは時間がかかりますからね、何十分とかかりますから、その間にいろんな情報が入ってきますし、人に伝わりますから避難が可能だということになるでしょうけども、島根県沖だとか、近いところで起きますと、波は低くても来る時間が短いですから、そうすると波の大きさが小さくても被害が大きくなるという可能性もありますから、そういう意味で、津波に対する住民の方々の知識、あるいは津波が起こった場合の避難の心構えといいますか、そういうもの、そして訓練ですね、どういう道を通ってどこまで行くかとか、そういうことが大変大事だなあというようなことを感じたりしましたね。
そういうものをやはり防災計画の中に盛り込みまして、それから津波は地形的な条件によっていろいろ違いますから、同じ津波が来ても、地形によっては高くなるところもありますから、そういう地域ごとの避難対策などをやはりきちっとつくっていくと、そういうことが大事だというふうに思います。
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