知事定例記者会見（４月１８日） 

質問事項

５．ＪＡ雲南の使途不明金について

 

○山陰中央新報

　昨日、ＪＡの方で、職員の方で公金、公金というか、お金の不正な取り扱いがある、疑いがあるといって発表がありましたが、他県でも幾つかあるようですが、県としても団体検査はやっておられて改善命令とか、以前に出しておられると思うんですが、ちょっとたび重なる公金の取り扱いの不適切な取り扱いがあったことに関して、知事としてどうお考えということと、県としての、やっぱり繰り返しやってるということは、その辺の見逃してる部分もあるんじゃないかと思うんですが、県としての体制の強化なり、その辺のところの現状なり、ちょっとお考えをお聞かせください。

 

○溝口知事

　ＪＡ雲南は、その前に大きな横領等の事件がありましてね、ＪＡ雲南の業務全体の見直しですね、それを改善命令を出しましてやってまいりましたが、今般、まだ詳細はわかりませんけども、ＪＡに入るべきお金が派遣職員ですか、が適切な処理をしなかったと、詳細はちょっとわかりませんが、非常に遺憾なことだと思います。やはりＪＡは法人の組織ですから、そういう法人の経営等がきちっと行われるように、ＪＡの経営陣はきちっと監視をする義務を負うわけですから、そういうことをちゃんとやってもらいたいというふうに思います。

　私どもの方は監督する立場ですから、まず調査をきちっとＪＡにやってもらって報告を求めるという命令を出しまして、その調査結果等を踏まえて業務の改善命令を検討したいというふうに思います。

 

○山陰中央新報

　命令後のフォローアップというのはなかなか難しい面もあると思うんですが、今回、お金の取り扱いの中身はちょっと違うと思うんですが、その辺の繰り返されることと、その業務命令のフォローアップについて、県の体制というのがどうだったかというような検証はなされるんですか。

 

○溝口知事

　きちっとやってもらいたいと。それはむしろＪＡの問題ですね。だからＪＡがきちっとやれるように、我々の方もよく指導していきたいと。