知事定例記者会見（４月６日） 

質問事項

３．竹島問題（東京集会）について

 

○山陰中央新報

　来週、竹島を考える東京集会があるわけですが、現在の民主党及び政府に対して閣僚にも招待を出していらっしゃるかと思うんですが、どういう期待をなさってらっしゃいますでしょうか。

 

○溝口知事

　政府の出席ですか。

 

○山陰中央新報

　はい。

 

○溝口知事

　今のところ、まだ政府の方からは返事が来ておりません。外務省が中心になって、どうするか考えておられるようですが、外務省に対しましては、主催者の方から招待状を出しておりますし、私の方から先般、上京した際には外務省に対しても、政府側からもぜひ出席してくださいということは申し入れております。

 

○山陰中央新報

　東京集会でどのようなことを訴えられる御予定ですか。

 

○溝口知事

　私は、やはり島根県として竹島の日条例を制定して７年間、いろんなことをやってまいりまして、若干の教科書の記述などで進展がありましたけども、韓国側の状況を見ますと、かえって竹島占拠を既成事実化しようといった動きがあって甚だ遺憾であって、政府としてきちっと外交交渉などを通じて早く解決できるように努めてもらいたいと。あるいは国民の方々の理解を深めるために、啓発の活動等を強化してもらいたい。あるいは内閣府の中に竹島問題を全般的に取り扱う部門を設置をしてもらいたいといったようなことを訴えるつもりですけども。従来やってきて、進展がない分野について言及をするということです。

 

○山陰中央新報

　政府関係者の出席は期待できそうでしょうか。

 

○溝口知事

　まだわかりません。ぜひ出席していただきたいと思います。