知事定例記者会見（２月２７日） 

質問事項

７．松江自動車道開通について

 

○日本海テレ

ビ　知事、ちょっと話題変えますけども、来月の３０日に松江尾道線の、松江自動車道ですね、全線開通ということで、より広島市に近くなるということで、もちろん新しい交通新時代、高速時代、本格的開幕というか、鳥取もそういう動きもあるんですけれども、いいことばかりじゃない、いいことももちろん標榜していきながら、両方あると思うんですが、まず１カ月ぐらいになる、それまでもちょっといろんなことの動きもされてると思うんですけども、どうやってそれを生かしていくかというところを、県として、そういう面というのはもうちょっとお考えを一つ知りたいのと、一方で、いろんな面で都市間競争がもう本格的に始まってまして、広島という大きな都市と松江という、つながるのはいいんですけども、やっぱり資本主義の中でいろんなものを買い求めたりとか、つまり外貨を、これからどんどん導入していかないといけない時代に入っているわけで、その中でどうやって道路を生かしていくかということですね、いろいろ課題もあると思うんですが、少し早いかもしれませんけど、ちょっとお考えだけでも教えていただけますか。

 

○溝口知事

　それは、人の交流、あるいは物の交流、あるいは観光面での交流、いろんな面でそういう交流が進むように努力していきたいというふうに思います。いろんな手段がありますから、企業誘致もあるでしょうし、島根の産品を買っていただくということもあるでしょうし、あるいは観光で来ていただくということもあるでしょうし。そういう交通の便がよくなることによって好影響もありますし、それからもちろんこちらから向こうの方に買い物に行くということもあるでしょうし、そこら辺はコントロールすることは難しいですけども、交流自体はやはりいいことですね。

 

○山陰中央新報

　尾道松江線の話なんですが、課題という点で、５４号線の車の交通量が減るという問題がありまして、大体５４号線沿線は全国区の観光施設があるわけではありませんが、道の駅があって、物産と自然体験などを兼ねたものがあるんですが、そこら辺の減少、車の減少ですね、通行量が減少する、あわせてこの対策か何かが必要なんじゃないか。特に雲南市はともかくとして、奥出雲町、飯南町とか、そこら辺をちょっとどういうふうに考えてらっしゃるのかなというのをちょっと。

 

○溝口知事

　それは、５４号沿線に影響が出ますから、地元の市町とこれまでも一緒になって十分対策を講じてきていますし、これからもやっていきたいと思います。