知事定例記者会見(2月27日)
質問事項
5.竹島の日について
○毎日新聞
済みません、先週末に終わりましたけど、竹島の日の関連で、改めて週明けに数点お伺いしたいんですけれども、まず竹島の日の後に韓国の外交通商部なんかが随分抗議していたというような報道もあります。中には竹島の日の条例を破棄しろというような内容も含まれていたようですけれども、知事としては、そういう抗議に対してはどういうふうにお考えでしょうか。
○溝口知事
いや、コメントはいたしません。それは韓国の立場として、そういう発言をしているということでしょう。
○毎日新聞
韓国の立場でそういう発言をしているので、そのことについて、あえてコメントはないということですか。
○溝口知事
それについて、そういうふうに思っているということが、あえていえばコメントですね。
○毎日新聞
そういうふうに思っているというのは。
○溝口知事
韓国の立場からね、それは発言をされているというふうに理解をしています。
○毎日新聞
加えて、報道なんかによると、韓国国内で日本製品の不買運動なんかも起きたというような情報もありますけれども、それじゃあ、そのことについてはどうでしょうか。
○溝口知事
そこはちょっと私も状況を知りませんから、コメントは差し控えます。
○毎日新聞
そういう情報というのは耳にされたことはありますか。
○溝口知事
それは、新聞等でちょっと見るぐらいなことで、実態は知りません。
○毎日新聞
新聞なんかで情報は知ってらっしゃるということなんですか。
○溝口知事
どの程度あるかというのは知りませんよ。だから、それ以上の情報というか、要するに情報は、現実にどういうことが起こっているかという情報は知りません。
○毎日新聞
現実の情報を知らないので、自分で実際に目で見たわけではないのでコメントできないということですか。
○溝口知事
そういう厳密なことじゃないですが、私としてコメントは差し控えますというのが私の答えであるということです。
○毎日新聞
あと、式典なんかで、来賓の方も、政務官も含めて来賓の方もおっしゃってましたし、知事もおっしゃってたと思うんですが、竹島の問題もあると同時に、韓国は大切な隣国であるというような認識、これは知事もかねがねおっしゃっていることだと思うんですけども、他方で、知事、御存じかどうかわかりませんけれども、東京とか、東京の新大久保、御存じだと思いますが、であるとか大阪の鶴橋というのは在日韓国・朝鮮人の多いような地域で、竹島を返せというような言葉とともに、済みません、こういう公式の会見の場で口にするのはちょっと差し控えたいと思うような言葉を口にしながらデモ行進をして歩いているという人たちがいるという現実があるんですけれども、そのことについて知事は、そういうことがあっているということは、知事は御存じでしょうか。
○溝口知事
知りません。
○毎日新聞
御存じないということですか。
○溝口知事
はい。
○毎日新聞
そういうようなデモ行進が行われているということについて、知事はどういうふうにお感じになりますか。
○溝口知事
よくわかりませんから、コメントは差し控えます。
○毎日新聞
コメントできないということですか。
○溝口知事
差し控えます。
○毎日新聞
あえて、済みません、私もこれ、インターネットなんかの情報ですけれども、あえてこういう場ですが、知事がそういうお答えなので言葉を1つ2つ使いたいと思うんですが、中には韓国人を射殺しろとか皆殺しだとか、そういうような言葉を大きな声で叫びながら、竹島と絡めてデモ行進をしている人たちがいるようなんですが、そういうような実態については、知事はどう思われますか。
○溝口知事
それはコメントは差し控えます。
○毎日新聞
コメントは差し控える。
○溝口知事
はい。
○毎日新聞
それは、特に何か問題だというふうな認識はないということでしょうか。
○溝口知事
そういう人たちのことは、私は会ってもいませんし、知りませんから、日本国内においてもいろんな、別に竹島の問題に限らず、いろんな問題について意見は違うわけでして、それはそれぞれの立場で行動し、発言をしていることですから、あなたの言われるようなことにすべてコメントする立場ではありませんね、私は。
○毎日新聞
それは、そういうふうにコメントしないというお立場をとられるということは、逆に言うと、そういうような発言に対しては、黙った状態で黙認するというふうにも受けとめられかねないと思いますが。
○溝口知事
それはあなたの判断に任せます。
○読売新聞
済みません、竹島の日の話にちょっと戻るんですけども、私も新大久保とか鶴橋の話はよく知らないので、新聞でもう既に報道されている不買運動のことについてなんですけれども、知事として、例えばその行動を批判するとまではいか
なくても、これまでずっと冷静な話し合いによる解決を求めてこられた知事として、そのような、過激とまでは言いませんけど、そういう行動を知られて、少なくとも残念に思われたりとか、改めて冷静さを取り戻してほしいというお気持ちは自然にあるのではないかなと思うんですけれども、そのあたりはどのように思われますか。
○溝口知事
それは、できるだけそれぞれの立場があっても、冷静な対応をしていくということは両国にとって大事なことだと思います。
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