知事定例記者会見(1月11日)
質問事項
5.体罰について
○中国新聞
済みません、教育現場での体罰についてお伺いしたいと思います。
まず大阪市の桜宮高校で体罰が原因で自殺をした可能性があるという事案が今ありまして、本日、文部科学省も全国の自治体、都道府県に実態調査をするようにという通知をする方針を出され、県内の教育現場でどういうふうにあってほしいというふうにお考えなのかというちょっと全体的な話と、昨年度、県内では昨年、恐らく3件だったと思うんですけど、体罰による懲戒処分がありました。それを多いか少ないかというのはあると思うんですけれども、実態をもっと本当に調べないといけないんじゃないかなと私は個人的に思ってます。そのあたり、どのようにお考えですか。
○溝口知事
やはり教師等による体罰といったようなものは、あってはいけないことです。それが原則です。そういう面で、教育委員会、あるいは学校等においてよく校内、あるいは校外でのいろんな活動について、細心の注意を払い、教員等の指導、そういうものを行い、それからあるいは生徒がこういう体罰とかいじめなんかもありますね、そういう問題についてすぐに通報なり行くような体制づくりをやってもらいたいと思いますし、仮に問題が起こったような場合は、やはりきちっとした調査をやって、適切な対応をとってもらいたいと。教育委員会は、そういうことで一生懸命やっておりますが、今回のような事件で教育委員会もさらに必要なことがあるかどうか等はもちろん考えておられると思いますけども、しっかりやってもらいたいというふうに思います。
○山陰中央新報
今、原則とおっしゃいましたが、例外があるということですか。今、原則とおっしゃいましたが。
○溝口知事
同じことですね。原則というのは、あってはならんことでも現実にあったりしますでしょう。だから......。
○山陰中央新報
だから、許されるケースがあるという意味じゃなくて......。
○溝口知事
じゃないですよ。あってはならないが、それが大阪市のなんかを見ても、まだなくならないということがあるわけですね。
○山陰中央新報
そういう意味ですか。
○溝口知事
原則というのは、大原則としてそういうものはあってはならないと。
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