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知事定例記者会見(8月26日) 

質問事項

2.「きぬむすめ」の種もみの他品種混入について

 

○山陰中央新報

 先日、きぬむすめの種もみの中に他品種が混入したというようなことがありまして、現実の実務の部分はJAの方でなされてたように思うんですけれども、その管理の仕方、あるいは種もみの管理のシステムとして課題がなかったのかどうか、県としても検証は必要だと思うんですけど、その辺の検証、再構築という、点検といいますかね、そういう意味での今の知事の指示なりお考えなりというのをちょっと確認しておきます。

 

○溝口知事

 全農の方におかれましても、どうして起こったのか、県の農林水産部も加わって調査してますね。幾つかあったんではないかということが言われております。やっぱりそういうことが起きないように、種もみの管理をきちっとやっていくという体制を、一義的には種もみを販売される全農の問題でありますけども、農家の方々を含め、県も一緒になりまして、そういう今回のようなことが起こらないようにやっていくように努力したいというふうに思います。

 

○山陰中央新報

 具体的に県の方から調査の体制をつくって何かしていくというようなことは、今、具体的には考えておられない。

 

○溝口知事

 大体原因は4つぐらいだと、こう言われておるでしょう。ことしの種もみが不足したので、一般用のもみを使った中に、そのもみの中に含まれていたんじゃないかとか、今まではほかの品種をつくってたんだけども、今度、きぬむすめにかえたときに、田んぼには前のもみとかが残ってますから、それがまじったんではないかとか、幾つか、大体の原因の分析はできておるようです。それを踏まえまして、しっかりした対応をとってもらいたいというふうに思います。

 

 ただ、このきぬむすめは、一番遅く生育、発育をするもんですから、あの問題がわかった後、コシヒカリなんかは早く大きくなりますから、茎を見れば大体区別ができて、他品種のものを抜き取ると、刈り取るということが行われたようですから、まじり合う米は多分相当程度といいますか、ほとんど除去されたというふうに聞いております。

 いずれにしても、そういうもみをお使いになったところは被害に遭ったわけですから、そういう問題についてもJAグループでどうするか、対応がされておるというふうに聞いております。

 

○山陰中央新報

 その補償とか、いろんな被害が多少考えられると思いますけど。

 

○溝口知事

 それは売り主、買い主の関係で、まず処理をしていかなきゃいかんでしょうね。

 

○山陰中央新報

 売り主、買い主というのは、農家とJAの間でという意味ですか。

 

○溝口知事

 JAというか、全農ですか、購買の関係。それは検討されておると聞いておりますけれども。

 

○山陰中央新報

 そこには県の管理上の問題、あるいはそれに付随した補償ということは......。

 

○溝口知事

 そこはわかりませんね。そこはまだよくわかりませんけれども、この問題は引き続きよく調査をしてということでしょう。

 


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