知事定例記者会見(6月9日)
質問事項
5.自然エネルギー協議会について
○山陰中央新報
ソフトバンクが提唱している、都道府県と参加する自然エネルギー協議会へ参加の方針は決められたということで、今後、実際にメガソーラーを誘致するかどうかで、鳥取県のように具体的な場所を出しているとのこと、島根県のように市町村の意向を聞いて、今後メガソーラー計画、計画そのものに参加するかどうかという判断をされると思いますけど、知事自身は、このメガソーラー計画ということについては魅力的だとお考えかどうか。
あるいは計画を実行していくに従って障害があるのではないか、あるいは、ちょっとどのようにお考えになってるかというのと、あと電田ですね、田んぼにメガソーラーの装置を建てるという電田ということに対しては、島根県内も耕作放棄地がたくさんありますけど、有効な手だてと考えておられるかどうかって、その辺のところをちょっと、所感をお聞かせください。
○溝口知事
考え方はいいことですよね。太陽光発電をやっていこうと。ただ、どういうところにどう建てるかとか、そういうような問題はやっぱり、もう少し状況を見ないと判断しにくいと思います。
それからもう一つ、市町村の中でもそういう土地なんかがあったりして、もともとそういうことができないかと思っているようなところもありますから、やはり地元の市町村がどういうふうにお考えになるかということもよく聞いて対応した方がいいというふうに思っています。
○山陰中央新報
今のところは、やっぱり情報収集の場というふうにとらえられると。
○溝口知事
とか、具体的にどういうふうな計画でやられるかというのもないと、例えば50ヘクタールとか言っておられますよね。50ヘクタールというと、なかなかそういうまとまった土地というのは余りないですよね。
○山陰中央新報
電田という考え方については。
○溝口知事
電田も、それは一つの考えだと思いますよ。ただ、そういう草がどんどん生えるようなところでうまくいくのかどうかというようなこともあるでしょうし、そこら辺はもうちょっと技術的な、具体的な話になりますと、技術的なところが明らかにならないと、手を挙げられる市町もなかなか判断しにくいところがあるんじゃないでしょうか。
我々としては、こういう自然エネルギーを活用するという方向はいいことですから、そういう観点から参加をすることを決めていると。
○山陰中央新報
県有地もやっぱり模索される。市町村からという、何かこう、ちょっと一歩引いた感じがするんですけど。
○溝口知事
だから、それはある程度やっぱり平たんな、管理のしやすい土地というと、なかなか遊休地でも、すぐ出てくるのかどうか、いろいろな問題もあるでしょう。
○山陰中央新報
ちょっとやっぱり工業団地みたいなところはあんまり考えてないと。
○溝口知事
いや、そこはわかりません。
○日本海テレビ
知事としては、工業団地よりも、むしろ電田というか、そういう島根の特徴ということも出せるのかもしれませんけども、工業団地よりも電田という方に関心は高いですか、もしも候補地として見たら。
○溝口知事
僕がですか。
○日本海テレビ
はいはいはい。
○溝口知事
いや、そこら辺はよくわかりません。
○日本海テレビ
まだ技術的ないろんなものを聞かないと。
○溝口知事
ええ。やっぱり放棄地といっても、まとまってそんな、50ヘクタールも放棄されているようなところはないでしょうし、放棄地も非常に不便なところにあったりしますから、道の狭いところとか。そういう実態に合うかどうかというのは、やはりもう少し具体的な計画だとか考え方だとかが明らかにならないといけないでしょうね。
○日本海テレビ
ソフトバンクの孫さんとも直接お話というところまではされてないですか。
○溝口知事
そこまではいってません。
○日本海テレビ
そうですか。
○溝口知事
またそういう機会もあるとは思いますけども。
○日本海テレビ
どちらかというと、積極的に孫さんにお会いした場合とか、いろいろ競争みたいなことも、競争と言ったらおかしいですけども、ぜひやってみたいというところもあると思うんですが、やはりその辺の意欲というのは、その辺はいかがですか。知事御自身は。
○溝口知事
ええ、それはありますが、やはりそういう土地とか、そういう問題、あるいは地元の考え方とかをよく聞いた上でやっていく必要があるというふうに思っています。考え方は大いに賛成であります。
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