10月(第2回)定例記者会見(10月29日)
■知事コメント
最初に、私の方から5点ばかりコメントを申し上げて、その後、質疑に入ります。
最初は、島根県立大学、平岡都さんの遺棄事件であります。
今月の26日で丸1年を迎えたわけであります。まことに痛ましい事件でありまして、心から御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。
現在も捜査当局において懸命な捜査が行われておりますが、一日も早く事件が解明されることを強く願っております。
2点目は、昨日の里見香奈さんの三冠獲得達成のことについてであります。
東京将棋会館で行われました第32期女流王将戦におきまして、里見香奈女流名人・倉敷藤花が2勝1敗で女流王将位を獲得をされて、18歳で三冠の偉業を達成されたということであります。まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げる次第であります。
県民にとっても大変うれしいことでございます。
今後も日本を代表する女流棋士として、さらに大きく飛躍をされていかれますことをお祈りを申し上げたいと思います。
その次は、文化勲章と文化功労者の受章の決定についてでありますが、文化勲章をお受けになった方の中に、脇田晴子さん、日本中世史の大家でありますけれども、石見銀山の世界遺産登録に大変大きな貢献をしていただいております。石見銀山の価値をいろんな面で調査をしなければならなかったわけであります。平成8年から平成16年までは石見銀山遺跡調査整備委員会の委員をなされておられ、それから平成16年から18年は世界遺産登録推薦書作成、専門委員会の委員もなされたり、それから石見銀山の歴史文献調査団がありますが、その団長を9年から平成16年までなされておられて、島根県としても大変この石見銀山の世界遺産登録に当たりましてお世話になった方でございまして、心からお喜びを申し上げる次第であります。
それから、文化功労者では境港市出身の漫画家、水木しげるさんが受賞されました。水木さんに対しましても、心からお祝い申し上げる次第であります。
次は、こちらのパネルにあります「ゲゲゲの女房」の映画化ですね。
テレビでは高い視聴率を記録されまして、今般、映画化をされたわけです。主演はこちらの吹石一恵さん、水木しげるさん役が宮藤官九郎さんということであります。もう映画はできておりまして、来週土曜、11月の6日から、松江、出雲、米子等で先行公開をなされるということでございます。この映画を通じても、さらに島根の魅力が全国に発信をされていくことを期待しております。
先般、主演の吹石一恵さんが当地を訪れられまして、私もお会いをいたしました。非常に魅力あるお方でありまして、映画の成功をお祈りしております。
それから、作者の武良布枝さん自身でありますけども、島根のPRに大きく貢献をされたわけでございまして、先週、東京のにほんばし島根館リニューアルのオープン式典がありましたが、その際に島根館の方へ武良さんにおいでいただきまして、感謝状を贈呈をさせていただいたということでございます。非常に、直接お会いしてお話しするのは初めてでありましたが、穏やかな、映画に見られるような、非常に優しい、心のゆったりした方だなあという印象を受けました。話の中で、やはりそういうものは、この安来の大塚の町の地域社会とか、あるいは家庭とか、そういうものが影響したのだろうというような話がありました。
それから、最後でありますけども、御承知のように島根スサノオマジックが23、24、土日、ホームでの開幕戦がありまして、2連勝を飾って、通算で3勝1敗ということで、同率1位が何チームかあるようでありますけれども、その列に並んでおると、こういうことであります。あすから大阪で大阪エヴェッサと対戦されます。負傷者も出ておりますけれども、ぜひ健闘していただきたいと思います。
それから、ファンクラブのブースターの方々も非常に、6,000人をたしか超えるような人数になっていますが、さらに県民の皆様にも応援をよろしくお願いを申し上げたいということであります。
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