10月(第2回)定例記者会見(10月29日)
質問事項
9.国の事業仕分けについて
○山陰中央新報
事業仕分けの関係で、きのう、社会資本整備特別会計のうちの4つの部分が一般会計化されるというようなことになって、その問題に直接的な影響があるというふうにお思いかどうかということと、それがああいう仕分けという形で、こういう地方自治体にも影響がある形がすぽんと決まってしまうというようなことも、ちょっと見とって乱暴感もあるんじゃないかなというふうに感じるんですけど、ああいうやられ方ということと、特に1個、社会資本整備特別会計の部分で感想があればお伺いしたいんですが。
○溝口知事
いや、詳細がまだわかりませんからね。
○山陰中央新報
影響そのものは、そんなに......。
○溝口知事
いや、その仕組みがどういうことになるのかというのがないと、わかりませんね。
○山陰中央新報
要するに国の方のそういった事業仕分けによる一定の行革の効果というのは必要な部分だと思うんですけど、その一方で、地方への影響というのが大きくあるようでは地方としても困るということになるかと思うんですけど、その辺......。
○溝口知事
何か特別会計といっても、道路のような特定財源のような場合は、要するに特会というよりも特定財源がどうかというのは一定の意味を持つけども、そうでないと同じことじゃないかという、経理を別にしているというか、仕分けをしているだけの話じゃないかという感じもしますし、もうちょっと具体的なことがわかりませんと言えないですね。
要するに会計の問題じゃなくて、どういう事業にどういう財源をするかという問題なんであって、道路の場合は特会だけでも、特定財源というものがあるから、一応は特会に直入したり一般会計が入ってきたり、いろいろあるわけでしょう。それと次元がちょっと違うんじゃないかという気がしますが、詳細はわかりませんので、ちょっとコメントが難しいですね。
○山陰中央新報
いずれにしても、要は地方への影響がどの程度あるかということが、最終的に知事のところに一番関心があると思うんですけど。
○溝口知事
それはやはり毎年度の予算をどういうふうにしてつくっていくかという政策の問題ですね。会計をどうするかという問題よりも。その政策の意図があって、そういうものにつながっていくわけでしょうから。
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