8月(第2回)定例記者会見(8月26日)
質問事項
4.斐伊川水系河川整備計画について
○新日本海新聞
斐伊川水系河川整備計画案についてですが、この間、島根県に続きまして鳥取県も了承の回答をしたということですが、この鳥取県の回答内容についての知事の受けとめ方と、それから、これを受けて正式に整備計画が策定ということになれば、大橋川改修事業も法的に事業着手への段取りが整ったということになると認識しておりますが、今後の事業の進め方についてどのように考えていらっしゃるか、この2点をお伺いしたいんですが。
○溝口知事
わかりました。鳥取県との関係では、中海に関連した問題ですね、護岸の整備でありますとか、あるいは中海における環境への配慮でありますとか、そういう問題がありまして、昨年の暮れに鳥取県との間で一定の合意をしたところでありまして、鳥取県もそうですが、私どもも国に対しまして両県の合意事項を踏まえて対応してもらいたいということであります。
それから、この大橋川の改修問題を含め、それぞれの地域、あるいは漁業組合の方々、いろんな御意見がありますね。それから松江市でいいますと市民の方々、いろいろ意見もございますから、そういう意見などもよく聞きながら、それからよく説明をしながら対応してもらいたいということを国の方には申し入れているわけでありまして、いずれにしても、この整備計画が確定をしましても、毎年毎年の予算があり、それから毎年毎年の計画を立てていかなきゃいけませんね。
整備計画は非常に大まかな考え方を整理したものですから、具体的にどう実施するかというのはこれからの問題ですから、多くの問題について。そういう点について関係者の意見をよく聞いてもらいたいということが基本的な立場です。
○新日本海新聞
国に聞いてもらいたいというのは当然として、やはり両県でそういう協議の場を今後もつくっていくということなんでしょうか。
○溝口知事
中海の問題につきましては、中海会議というのを設けましたね。
○新日本海新聞
そうですね。
○溝口知事
それで両県知事、それから周辺の市、町が参加をし、国の機関も参加をしていますから、そういう場でも必要な意見交換等も行われるでしょうし、あるいは個別に行われるということもあるでしょうし、問題に応じて対応していくということではないかと思います。
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