8月(第1回)定例記者会見(8月10日)
質問事項
5.島根・鳥取両県の若手職員による政策提言について
○山陰中央新報
先週、県の若手職員の交流会の中でさまざまな政策提言が、政策というか、アイデアですね、提言がありました。やっぱり去年までの例だと、年度末まで何か一つ形にするということを目標に、今後調整がいくと思いますが、知事の中で、これはぜひ実現させたいというか、取り入れたいというものが改めてありましたら、その場で評価をしておられましたけど、改めてこれは何とか形にしたいというものがあれば。
○溝口知事
テーマは2つあったわけです。
一つは、比較的高齢者の方が定住をしてくださるためにはどうしたらいいかというようなことと、若い人のIJUターンをどう促進したらいいかといったようなことがありましたが、具体的な提案として一つありましたのは、山陰は思いがけないときに雨が降ると。それで、観光客の人たちはそういうことを知らないから、観光の途中で雨に降られて困ると、タクシーもそんなに走ってるわけじゃないといったようなことで、地域で無料貸与の傘をお店などに置いて、それを活用すると。
観光客をお迎えする、あるいはこの地域の人々の思いやり、優しさを示すということでも、そういうことが考えられないかといったような提案がありましたよね。ああいうのは、県自身がやるということは難しいと思いますけれども、民間の団体でありますとか、あるいは市町村ですね、そういうところと相談をして、そういうものを広げていくといったようなことはおもしろいアイデアじゃないかと思いましたね。
そういう具体的なアイデアをさらに担当課なんかで追求をしてもらうとか、あるいは都市の高齢者が、先ほどの議論もありますけども、非常に孤独な、人間関係が薄い中で老後を過ごすといったようなことがあって、そういう高齢者の方々にUターンとかIターンとかJターンのような形で地方に来てもらうような施策をいろいろ考えるというふうなのは、具体的に我々自身がやらなきゃいかん話でありまして、こういう問題も担当部署がさらに研究、調査をしていくということになると思いますね。
○山陰中央新報
年度末には結実するものを一つは形として......。
○溝口知事
いや、本にするとか、そういうことじゃなくて......。
○山陰中央新報
いや、本とは、去年はたまたま本にするという形で一つ......。
○溝口知事
通常のふだんの行政の中で、そういうアイデアを追求していくと。できるものからやっていくというようなことだろうと思いますね。
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