4月(第1回)定例記者会見(4月9日)
■知事コメント
最初に、私の方から幾つかコメントを申し上げまして、それから質疑に入りたいと思います。
新年度を迎えたわけであります。島根県でも93名の新規職員を迎えまして、辞令を交付しました。それから障害をお持ちの方の就労支援として、4月1日から県庁内にワークセンターを設置して、5名の障害をお持ちの方々に働いていただいているということであります。
新しい体制のもとで県政を担っていくわけですが、今年度の課題として、何度も申し上げておりますけれども、景気の回復を図るための予算、雇用を回復するための予算、こういうものが成立をしておるわけでありまして、この執行を迅速、的確に行っていくということが重要な課題です。
また、そういう中で観光振興でありますとか産業振興、中小企業、農林水産業の振興等の課題にも取り組んでいきたいと考えています。
それから、中・長期的な問題でもありますけれども、県内の医療の確保、あるいは最近では航空路の確保等々、あるいは高速道路の建設促進、いろんな整備の遅れ、あるいは島根県など、やや不利な状況にあることから生ずるいろんな問題に対してしっかりと対応していくといったことが重要な課題であります。
それから、最近の問題としまして、島根原子力発電所の保守管理の不備の問題がありまして、この問題は我々の方にも報告があり、中国電力の社長からも陳謝の言葉がありましたけれども、いずれにしましても原子力発電の検査、監督、これは国の資源エネルギー庁、原子力安全・保安院がやっているわけでありまして、こういう国の検査、監督がしっかり行われるように、我々も国に要請しておりますが、そういうことによりまして原子力発電の安全・安心が確保されるように努め、県民の方々の原子力発電に対する理解、御協力がいただけるように努力をしていきたいというふうに思っております。
それから、観光振興の一つとして、古事記1300年に関連した行事をこれから行おうとしておりますけども、共通のキャンペーンのタイトルを決定したわけであります。3月15日に第1回神話のふるさと「島根」推進協議会で県内、関係の深い各界の代表の方々にお集まりをいただき議論をして、共通キャンペーンタイトルとしては「神々の国しまね 〜古事記1300年〜」ということを決定しました。
それから、この決まりましたタイトルを生かして、ロゴマークを今日から募集をするということでありまして、今、紙をお配りして、その要領が説明してあります。
2のところでありますが、応募の資格、応募者の資格に対する制限は設けないで、年齢、個人、法人、県内外を問わず各界からいろんな案をお出しいただいて、その上で決定をするということです。
締め切りの期限は5月の14日であります。詳細は、島根県の観光振興課のホームページに書いてありますので、ご覧をいただければと思います。
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