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2月(第2回)定例記者会見(2月17日) 

質問事項

3.知事選におけるマニフェストについて

 

○山陰中央新報

 知事選挙まで、告示まで約1カ月になりました。知事御自身は、後援会のパンフレットでこういう島根にしたいというあらかたのお考えというのは表明されていると承知していますが、いわゆる衆院選で各政党が出したような、いわゆるマニフェスト、こうした冊子を発表されるお考えは今のところありますでしょうか。

 

○溝口知事

 まだそこまで検討が進んでいません。

 

○山陰中央新報

 検討が進んでないということは......。

 

○溝口知事

 どういう形でするのかということですね。

 考え方は、この前の2月議会の冒頭で、これまでいろんな行ってきたことにつきまして考え方を述べると同時に、今後どうするかという点につきましても大きな方向、考え方については所信表明の後の部分で申し上げておって、いろんな政治活動の中でやるときにしゃべることは変わりありません。それはふだん、議会などでお話ししていることであります。

 

○山陰中央新報

 それを選挙に当たって、いわゆる冊子にして有権者に示すかどうかという判断は、今まだ検討して......。そういう考えはあんまりない。

 

○溝口知事

 前回のも見ましたけれども、細かいものもありますし、もう少し大きいものに整理をした方がいいということも考えていますしね。

 

○山陰中央新報

 前回というのは、御自身が最初にやられた分の。

 

○溝口知事

 前回、最初のときのですね。

 

○山陰中央新報

 それよりはもう少し大きくくくって......。

 

○溝口知事

 見ると、もう少し大きな方向、考え方がわかるようなものを中心にする方があり得るのかなということも考えていますけれども、これは4年間、県民の方々の意見をいろいろお聞きしたり、皆さんの感じなども踏まえながらしているということです。人によりまして関心の事項が違いますね。非常に地域の問題であったり、あるいは特定の分野の問題であったり。それを全部まとめると非常に膨大なものになりますから、その中から共通するものを整理して、紙としてはやることも考えています。

 

○山陰中央新報

 今、いわゆる民主党が政権をとって、国と地方の政治は一概に比べられませんが、今、マニフェストの変更とか数字が違うとか達成してないとか、いろいろ批判なり、あるいは一部分は、いや、やっているという評価もありますが、そういった細かい数字を出した結果、そういう議論になって今、見直しという、いろいろ議論になっています。余り、だからそういう細かい数字をとらえた議論は余り好ましくないと思っておられるのかというのは、マニフェストを出した選挙で、今、2年経とうとしていますが、その辺の、余り細かい数字にとらわれるとよくないというような、そういうふうなお考えも持っていらっしゃるんでしょうか。

 

○溝口知事

 そういうものについての日本の有権者、あるいは選挙において、まだ長い歴史がありませんから、いろんなやり方をやりながら、まだ落ちついていくプロセスにあるんじゃないかと思います。外国においてもそうだろうと思いますけども、そういう中で適切なやり方を考えていくということでありますし、そういうことでしょうかね。

 

○山陰中央新報

 ただ、大きなものにするということが、要するに発展的な改定になるのかどうかというのは大いに問題があるところで、結局選挙の中で大ぐくりな公約で、あと選挙が終わった後に細かい、住民に関係する問題を全部知事に委託されたのかということに疑義があったから、マニフェストという問題が出てくるということですよね。だから、そういうことはなるべく基本的に考え、提示し得るものというのは提示して選挙に臨むというのが進むべき方向じゃないかなというふうに思うんですけど。

 

○溝口知事

 基本的に私もそう考えています。

 

 

 

 

 


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