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12月(第2回)定例記者会見(12月25日) 

質問事項  

4.鳥取県との人事交流について

 

○新日本海新聞

 鳥取県と人事交流の方を拡大していくという方針のようですけれども、こうした考えに至った知事自身のお考えというのを伺いたいんですけれども。

 

○溝口知事

 (鳥取県知事の)平井さんと対話をするようになりまして、もう最初の段階から、私が知事になりましてからですけれども、あるいは平井さんがなってから、最初の年の割と早い段階から、早い段階にそういう会合がありましたが、やっぱり両県の交流、協力の質と量、そういうものを増やしていこうということで基本的に意見が一致しておりました。そういう観点から次長級の交流を行うということを始め、あるいは若手職員で討議をするというのも始め、そういうものも1回、2回と進んできておりまして、それで今回は課長レベルでも、今までのそういう交流の結果も踏まえて拡大をしていったらいいんじゃないかと平井さんの方からお話がありまして、私も全く同感なのでやりましょうと、こんなようないきさつですね。

 

 今後も、今度は中海の問題につきましては護岸の問題をやろうということになりますし、それから中海の水質ですね、それについて鳥取県側におかれていろんな懸念も要望もありますから、中海の水質を含め、環境問題などについてさらに協力を強化しようということで、先般の鳥取県平井知事との会談におきましても意見の一致を見ています。課長クラスの交代もそれを見てシンボリックに環境分野での課長クラスの交流といったようなことを念頭に置いて検討しようということになっています。

 

○新日本海新聞

 今後、環境分野以外での拡大というのも十分考えておられますか。

 

○溝口知事

 ありますね。国の方も、県とか市町村(への派遣がありますね)。それから地方からも国に行って働いたりすることもありますし、まさに地方のレベルでもどんどんやっていっていいんじゃないかと思いますね。これは鳥取県に限らず、例えば中山間地域センターなどでは広島県、それから山口(県)もそうでしたかね。広島県から来たり、鳥取(県)から来られたり、いろんなところから来られていましたよね。もうちょっと柔軟にやっていいんじゃないかと思いますね。要するに同じ仕事をしているわけですから。

 

○山陰中央新報

 課長クラスの交流の意味って、普通、省庁の課長だと政策立案とか、そういうことに深く関与(されている場合が多いかと思いますが)。

 

○溝口知事

 いいんですよ、それで。

 

○新日本海新聞

 そこから政策の立案が出てくるということをやっぱり具体的には期待しておられますか。

 

○溝口知事

 いろんなレベルでやるというのがいいということですね。立案そのものももちろんありますが、お互いに違う世界に行って、ここではこういうやり方をしているんだなという経験を持って帰る、あるいは来た人が、うちではこういうやり方があります、こういうアイデアがありますということをどんどんやるということはいいことだというふうに思っています。

 

※ ( )内は、広聴広報課が書き足した部分です。

 

 

 

 

 


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