11月(第2回)定例記者会見(11月24日)
質問事項
2.大橋川改修事業について
○NHK
大橋川の整備計画の鳥取県側の同意の件なんですが、これに対して鳥取県側の同意をいろいろな方向で働きかけていくというようなお話もあったと思うんですが、今後の同意の見込みといいますか、現時点ではどうお考えですか。
○溝口知事
私が(同意の)見込みを申し上げるのは、今、鳥取県の中において話が行われていますし、それから平井知事、鳥取県とはこれまでもしょっちゅう意見交換をしていますから、島根の立場、考え方、状況はよく御理解はいただいておりますから、境港市、米子市のやはり住民の方々の理解を得るようにしていただくということが大事な課題でありまして、それに向けていろんな努力がなされているというふうに思っております。さらにそれを進められていますから、当面はそういう努力を続けていかれるように期待をしております。
○NHK
米子市の住民の理解というお話が出たので伺うんですが、2つの堤防の開削という要求もあるんですが、これについては島根県ではどう受けとめておられますか。
○溝口知事
それを私が今ここでコメントするよりも、具体的にどういうことかというのを私どもも十分、直接は住民の方々と我々が(話し合いを)しているわけじゃありませんから、そこは鳥取県の中でよく御理解をいただくように話をよくしていただきたいということですね。
○山陰中央新報
大橋川の関連で、鳥取県が同意をする時期は、具体的には明確になってないんですけど、このたび国土交通省中国地方整備局から、あの事業について若干概算要求の部分でいろいろ言及があったことも踏まえると、12月の予算案が確定するまでには(国土交通省に)お願いに行きたいというような、あくまで同意が前提ですけど、スケジュールについて年内が望ましいとか、そういったことは今考えておられるんでしょうか。
○溝口知事
国に対してということでしょうか。
○山陰中央新報
国に対して鳥取県と共に、それは早いにこしたことはないということなんでしょうけど、予算スケジュールとの絡みでは、新政権がちょっとどういうふうな対応をするか、河川整備の予算に対してどういうことをするのかという不透明な状況で、共にお願いに行けば強力になると思いますけど、その辺のところ、12月中とか、そういったスケジュールについてはいかがでしょうか。
○溝口知事
まだそこまで(詰めて)いませんね。これから年末に向けていろんなルートを通じてやってみたいと思っています。
○山陰中央新報
当面は同意がある前の動きというと、島根県独自で予算をお願いしていくということになるのでしょうか。
○溝口知事
独自といっても、結局公共事業全体の予算から来ているわけですよね。公共事業全体が十五、六%ですか、削減をして、既定経費を除いた部分が、柔軟性がある部分が例えば三、四割だとすると、非常に大きな影響を受けるわけですからね。個別にはもちろん陳情しますけども、そういう大きな枠組みから大きな制約を受けていますから、そういう点は政策全般にかかわる話ですね。それはやはり、一つは景気対策という観点もありますね。そこら辺に政府がどういうふうな配慮をされるのかとかいうことも関連しますし、いずれにしてもいろんなチャネルで、いろんなルートでやれる道はすべて活用していきたいというふうに考えています。
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