10月(第1回)定例記者会見(10月8日)
■知事コメント
本日午前中に9月県議会が閉会となりました。執行部の方からは補正予算案などを提出いたしましたが、原案どおり可決をされたわけであります。これから迅速な執行に努めていきたいと思っております。
国の方では、第1次の補正予算の見直しをやっておられるわけでありますが、これまでのところ2.5兆円の執行停止だとか、あるいは返納見込み額を合わせて2.5兆円ぐらいの見直しをなさっておるということであります。さらに見直しを進めるということであります。
私どもとしては、地方の声、あるいは地方自治体の声を伝えていかなければならないわけでありますけれども、全国の知事会が明日、東京で開かれまして、そこで知事会としての意見なども集約をして伝えます。これまでも代表の方々が主要なポイントについて意見を言っております。私も先週は上京する機会がありましたから、総務大臣でありますとか財務副大臣等などにもお会いして、地方の状況、地方の立場などもお話をしてきたところであります。いずれにしましても、政府の側の検討がまだ進んでおりませんが、地方として言うべきことは言ってきたいし、説明してきたいと思っております。
それから、国体でありますけども、新潟国体が一昨日、終了したわけでありますが、御承知のようにホッケーの少年男子が3年連続4回目の優勝をなし遂げ、また5日には少年女子が3年ぶり4度目の優勝をされて、アベック優勝ということになったわけであります。少年男子、女子ともに横田高校のホッケー部の選手でありまして、同校の活躍を心からお祝いをしたいと思っております。
こうしたホッケーチームの団体の優勝などもありまして、島根の総合成績は42位でありまして、前回、大分大会で45位でありましたから、そこから若干順位が上がったということでありますが、今大会の出場された選手、監督、関係者の皆様の健闘に対しまして心から敬意を表したいと思います。
それから、3番目でありますけども、石州半紙ですね、ユネスコの無形文化遺産登録が9月30日に成りまして、この決定を記念しまして地元等におきまして式典、シンポジウム等々、さまざまなイベントが行われることとなっております。石州半紙は島根の貴重な地域資源でありますので、地域の振興にこれを役立てるように、県としてもいろんな努力をしていきたいと思います。
それから、佐陀神能も国の重要無形民俗文化財ということで既にユネスコの方には提案済みになっておりますから、来年、この審査が行われるということになっております。ぜひともこの神能もユネスコの無形文化遺産登録が成るように期待をしているところであります。
それから、こちらに幾つかポスターを出しておりますけども、一つは真ん中にありますけども、県立の古代出雲歴史博物館におきまして明日から、10月9日から12月13日まで「出雲国誕生と奈良の都」ということで、平城遷都1300年を記念し、それにあわせまして奈良の都に関係するいろんな発掘品、正倉院の宝物等を展示をするということでございます。
それから、その県立古代出雲歴史博物館におきまして、報道で既に御承知のとおりでありますけども、多伎町の砂原遺跡で発見された旧石器を、短期間でありますけども、10月10日土曜から10月25日まで、県立古代出雲歴史博物館の中央ロビーで展示をし、現物を見ることができるということであります。大きさは三、四センチ、四、五センチぐらいで、私も新聞発表の前に、確か左側の石器を報告に来られた際に見ましたけども、非常に鋭利な刃物のような石器でありましたね。
それから、最後でありますけども、東京の食肉市場まつりというのがあります。東京のいわば食肉の卸売市場ですね、そこで祭りが行われるわけでありますけども、島根県は協賛県としてしまね和牛のPR等を兼ねまして、その食肉市場まつりに参加をするということであります。これに先立ちまして、10月2日に東京食肉市場で島根の和牛の枝肉の共励会をやっておりました。その市場で牛枝肉の販売をするわけですけれども、島根からは、その一部として84頭出しまして、それを評価する協会があります。
評価する協会がランクづけをして、それに対しまして競りの方々が値段をつけるというようなことをやり、さらにその上で優等とかを決定したんですけども、島根の和牛も東京市場で評価をされるようになっておりますから、これを機会にますます東京の市場にしまね和牛が進出をするということを県としても推進をしていきたいということであります。
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