8月(第2回)定例記者会見(8月21日)
■知事コメント
最初に4つ、最近の話題についてコメントをいたします。
最初は、アクアスのシロイルカの子供の話でありますが、8月3日に生まれまして、母乳を飲んで元気に育っております。しばらく公開は、ほかのアンナも妊娠中だとか、場所も狭いことがあり、保護もしなきゃいけませんからもうちょっとかかりますけれども、映像で授乳しているところとか、そんなようなことが見れるような形にしておるということです。
ここに写真がありますが、お乳は後ろの方にあって、仰向けになって乳を飲んで、まさに哺乳動物と同じで、子供を抱くと仰向けになる格好になるんですが、あれと同じような格好で母乳を飲んで育っておるということであります。
それから、9月の初旬のころ、もう1頭妊娠しているアンナも出産予定だそうでありまして、出産が無事終わることを期待をしておるということです。
それから、2番目は立正大淞南高校の甲子園ベスト8進出であります。
今日の午後、日本文理高校、新潟県でありますけれども、そこと準々決勝を戦うということになっております。これまでベスト4、準決勝に進出したのは御承知だと思いますけども、島根県の高校としては3校ありますね。うち2校は、これは戦前の相当早い時期で、第3回大会、1917年が杵築中学、それから第9回大会が1923年、大正12年、松江中学。それから3回目が戦後でありまして、85回大会、2003年、平成15年ですけれども、江の川高校、現在の石見智翠館高校が出ておるということでありまして、本日の午後、立正大淞南高校が頑張って勝ち抜きますと、4校目になるということであります。ぜひとも頑張ってほしいと思っております。
それから、3番目は日本プロバスケットボールリーグ、bjリーグの参入が19日、おとといですか、決定をされたということであります。
これまで申請をしていて、いろんな努力が認められたということでありますが、実際にリーグに参加して試合をするのは来年の秋以降でありまして、それまでにいろんな準備をしなければならないということであります。やはり大事なことは、財政的な基礎がバスケットボールのチームとしてできることは大切なわけでありまして、県内の経済界もこれを支援する方向で動いているようでありますし、それからやはり島根県などでは個人の方々がファンクラブなどに参加をしていただいて、それで試合を見るということが大変大事なようであります。
しかし、サッカーとかプロ野球のような大きな経費がかかるわけじゃなくて、年間2億円前後と言っておりますから、そういう収入があれば球団として成り立っていくということであります。大体60試合ぐらいやることになっていて、アウエーが30、ホームが30というようなことであります。今のところ松江の体育館、それから大社のカミアリーナの体育館などを使ったりするというようなことであります。ぜひとも県内のバスケットボールファン、スポーツファンの方々が支援をされ、さらに経済界なども支援をされ、地域に密着したチームの体制ができて、これが活躍されることを期待をしておるということであります。
県の方では、ふるさと雇用対策で、民間のいろんな活動も雇用対策の中で活用していこうと、国の方針でもありますけれども、民間から出たアイデアを活用していこうということがありまして、その提案をこのバスケットリーグ参加を進めてこられた島根スポーツ振興会が申請をされて、PR活動、あるいはファンクラブの募集だとか、いろんなことをやる人を雇うと、それで地域活動を活性化するといったような趣旨から、ふるさと雇用の審査会の審査を通ったようでございますので、ぜひともそういうところでチームの体制づくりに貢献をされる活動を期待をしておるというところであります。
それから、4番目でありますが、新型インフルエンザ対策であります。
夏になりましても発生がなかなか鎮静化しないわけで、むしろ増えているといった実態から、国の方も秋に向けて対策を強化しなければならないということを発表しておりますけども、島根県の方も、7月の末ぐらいから、それまでいろんな対策をとってまいりました。あるいは連絡の体制、県内における保健所、健康福祉部、あるいは民間の病院、あるいは学校等々の連携もやってきたわけですけれども、そういう点のレビューをいたしまして、それぞれのところから意見を出してもらって、それに対応してどういう問題があるかということをピックアップしまして、それに対して対策をとる会議を重ねてきております。
そういうものを受けまして、例えば重症化を防ぐ取り組みを強化するとか、さらに県民の方々、あるいは最近は保育園、小学校、高校等にも若い層に感染が広がっておりますから、そういうものに対してPRですね、うがいだとか手洗いだとか、あるいは人混みに出ないとか、そういうものをさらに強化しようということで、いろいろ対策をしております。特に2学期が始まる前に、子供たちにもう一回学校、あるいは学級担任を通じて直接家庭に連絡するようにということを今やっている最中であります。引き続き我々としても、この問題、秋に向けての対応をしっかりやっていきたいというふうに考えております。
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