4月(第1回)定例記者会見(4月9日)
質問事項
5.北朝鮮の飛翔体発射への対応について
○山陰中央テレビ
先日の北朝鮮の飛翔体発射に対する対応についてなんですが、まず県内で、まだEm-Netが未整備の自治体があることについてどう思われるかということと、自治体によっては発射情報等々を流したところと流さなかったところがありました。これは県民全体で見ると情報格差が生じたということだと思うんですが、それについてどうお考えか教えてください。
○溝口知事
Em-Netの方は、5市町村でしたかね、まだそういう施設を入れてないところがあったと思いますが、それも入れる方向で既に検討しているというか、動き始めたようですね。だからそっちはそれで解決するだろうと思います。
2番目の国から来た情報ですね、それをどう伝えるか、市町村に行った段階で市町村がどうするかということにつきましては、国自身はこうしてくれ、ああしてくれということはいろいろ聞いても言ってなかったんですね、県に対しても市町村に対しても。それぞれの情報を見て、それぞれが判断をしなさいということですが、今回のようなものはテレビ等でも放映されるし、一般の人も関心を持っておられるわけですから、市町村がやる方がよかったと思いますね。
最初は国のそういうそれぞれの自治体のやり方でやってくださいということでしたが、2日目の5日は各市町村も連絡をするというふうになったという報告を受けていますけども、今後もそういう危機管理で全国に及ぶような問題については、そういうことが必要だろうと思いますね。
市町村に対しても、我々の方でも、また危機管理担当課を中心に連絡体制をとっておりますから、今後も地方の意見を聞いたり、国の考えを我々の方もよく伝えたりしながら、県民の方々に問題がないような対応を構築するように努力してまいります。
○山陰中央新報
最後、ミサイルの問題をもうちょっと聞きたいんですけど、過去に発射情報が放置されたということがあって、マニュアルをつくられて今回運用された格好になってるんですが、市町村への情報伝達がスムーズにいったとお考えかという点と、それと当日、知事は浜田におられたというふうに伺ったんですけれども、発射予告があった中で県庁から離れるという判断というのは、どういうお考えだったのかという点を確認したいんですが。
○溝口知事
マニュアルをつくりまして、大体事前の連絡もしましたから、情報の伝達はスムーズにいったと思います。
浜田に、そこで公務がありましておりましたが、常に秘書課長がそばにいて連絡体制は万全を期しておりました。今後もいろんなことがありますが、常に連絡体制はきちっとしていきたいというふうに思っています。
○山陰中央新報
島根県に今回余り、影響が及ぶ可能性が低いのではないかと考えられたのか。
○溝口知事
国の方もそういう見方でありましたが、いずれにしてもどこにいようと、今はきちっと瞬時に連絡がとれる体制がありますから、そういうことでやっていきたいというふうに思っています。もちろんいろんなことの状況によって違うと思いますよ。
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