2月(第1回)定例記者会見(2月8日)
■知事コメント
最初に、私から最近の話題などにつきまして二、三点申し上げまして、それから質疑に入りたいと思います。
最初は、前回もそうでありましたが、県内の若者の活躍がいろんなところで見られますので、御承知でありますが、まとめて申し上げますと、将棋の里見香奈・倉敷藤花が今、女流名人位5番勝負をやっておられて、1月31日に第2局が行われて連勝されました。5番勝負ですから3勝すると、それで(女流)名人になられるんですけども、第3局は2月10日、明後日になりますが、頑張っていただきたいと期待をしております。
それから、冬季バンクーバーオリンピックで島根出身の浅津このみさんがボブスレー女子2人乗りに出場されるということになりました。島根県出身の女子選手としては、冬季オリンピック出場というのは初めてでありまして、大きな快挙であります。活躍をされることを期待しています。(浅津さんは、)高校時代に出雲の北陵高校の陸上の選手として活躍をされて、足腰がしっかりされているということがボブスレーでも活躍できる能力があったと、こういうことのようでありますけれども、ぜひとも頑張っていただき、健闘されることをお祈りしているということであります。
2番目は、皆さんの机の上にも(チラシを)配付をしておりますが、「RAILWAYS」の映画が完成して、公開できる準備が整ったということで、最初の試写会を昨日、松江市内の映画館でありまして、私も試写会を見に行きました。松江市長さん、出雲市長さんもおられまして、島根県、松江市、出雲市が(映画の製作に対し)若干の支援もし、それから映画作成の過程では各地における県民の方々、あるいは団体の方々が協力をされてできたものでありまして、錦織監督としては、この島根の地を題材にした映画としては3作目であります。
物語は大体御承知かと思いますが、母親の病気、あるいは会社の中のいろんな出来事などを契機に、東京から49歳の主役を演ずる中井貴一さんが島根に帰ってきて一畑電車の運転手になると。その中井貴一さんの周辺の人間関係、人々のきずな、そういうものを島根の豊かな自然の中で描いておるといったようなことでありますが、非常にすばらしい映画ができ上がったように思いました。
5月29日から全国公開をされるということでありますが、全体の企画を「(株式会社)ROBOT」という大きな会社が支援をしておられて、全国の多くの映画館でも公開をされるということになっております。本格的な日本の伝統的な映画ですね、そういうものができたんではないかと監督も言っておられましたが、私もそんな印象を持った次第でありました。
多くの人が、県外の人、県内の人が見られることによって、県内の人はこの島根のよさを再認識をされるということになるんじゃないかなと、私もそういう感を深くしたわけでありますが、また、県外の人は、ああいう世界が、豊かな世界が残っているのかというふうな印象を持っていただけるんじゃないかと、またそれが島根を訪れるきっかけなどにもなるんだろうというふうに思った次第であります。
それから、それとの関係では、東京で先週、観光旅行社の方々、あるいはJR、JAL、ANA、それから旅行ジャーナリズムの方々を招きまして島根の観光説明会をしました。大体300人ぐらい来られておられまして、前回が2年前行ったんですけども、それを超える人が参加をし、また、映像などでもわかりやすく説明をし、多くの方が最後まで聞いておられました。島根などに対する関心も、そういう関東、東京地区においても高まっているなあというような印象を受けた次第であります。
※( )内は、広聴広報課が書き足した部分です。
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