1月(第1回)定例記者会見(1月6日)
質問事項
6.県人口について
○山陰中央新報
島根県の推計人口が72万人を割れたんですが、これに対して知事はどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○溝口知事
一つは、傾向からしますと、自然増減という、それは高齢者の方が増えていますから、出生率が少なくて死亡率が大きいと(いう原因があります。)これはもうほとんど変わらない状況で、大きな変動は余りないです。年間2,000人から3,000人ぐらいの間で減少しますね。もう一つは社会増減ですね。これは県内の景況、あるいは県内での雇用の増加、あるいは県外での景気、雇用の増加に影響しまして、やはり島根県で雇用が増えるようにいろんな対策をとっていく、これが大事なことだと思います。
他方で、国全体といいますか、大企業の景気が悪くなると大企業の採用が減りますから、県外に出る人が少なくなって、むしろ社会減というのが一時的に減ることがあるんですね。これも大体、そういう若干の変動はありますが、2,000人から3,000人ぐらいですから、5,000人前後の人口の減というのがベースにあるんだろうと思いますね。そういうことはありますが、これはずっと続いておるわけであります。これをできるだけ大きなショックにならないよう、あるいはそういう中で県が活力を失わないよう、新しい産業の育成、産業振興、そういうものをやっていくことが大変大事だというふうに考えております。
※ ( )内は、広聴広報課が書き足した部分です。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp