10月(第3回)定例記者会見(10月21日)
質問事項
6.定額減税について
○山陰中央テレビ
定額減税2兆円ということが、一部報道あるんですけれども、これが、ちょっと先ほどもあったんですが、景気の動向にどういうふうに影響するとお考えでしょうか。
○溝口知事
2兆円を前提にしてですか。
○山陰中央テレビ
まだ財源決まってないんで何とも言いにくいところがあると思いますけど。
○溝口知事
いろんな議論が減税についてはありますね。しかし、心理的な効果というのもあるわけですね。景気の状況なんかが悪いときに、先行き、さらに状況が悪くなりそうなときに、あらゆる措置を政府がとる用意があり、実際にとるといった政府の強い姿勢ですね、そういう観点から減税も大事な要素だと私は思いますね。
○山陰中央テレビ
かなり消費を刺激するということですか。
○溝口知事
刺激と同時に、政府が、いろんな問題があれば、そういう問題に早急に対応していくというポリシーに対する信頼にやっぱり影響するということだと思いますけどもね。
○山陰中央テレビ
すみません、お言葉を返すようですが、同じことがたしか暫定税率がなくなったときに、知事はやはり消費に回らず貯蓄に回るんじゃないかということをおっしゃられたような気がしたんですけど、これはどうなんですかね。
○溝口知事
そうですか。
○山陰中央テレビ
はい。議会答弁等でもそうおっしゃってらしたと思うんですけれども。
○溝口知事
いや、それはね、道路の場合には、道路需要というのはあるわけですから、それと比較すればということですよ。道路需要がないのに減税というと、それはそういうことですけども、道路需要は地方では整備がおくれてるわけですから、そこに使えば減税によるよりも、例えば道路に使えば100の需要が創出されるわけですから、減税の場合は100以下になりますわね。そういう違いでしょう。
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