10月(第1回)定例記者会見(10月1日)
■知事コメント
最初に私からは、お手元にお配りしてありますし、ここに掲示をしてあります「きぬむすめ」について、少し説明をしたいと思います。
[資料]全国に先駆けて採用した新品種「きぬむすめ」について(外部サイト)
「きぬむすめ」は、平成17年に奨励品種として採用された島根の新しいブランド米であります。新米の発売が始まり、10月に入りまして、この販売も本格化していくわけであります。
島根では、他県に先駆けまして、この「きぬむすめ」の栽培をやってまいりまして、出荷される「きぬむすめ」の3分の2は収穫前に売り先が決まるといったように、人気の品種になっております。ほかの県よりも生産が早く始まったということもありますが、県内外の米の卸売業者の方々から高い評価を受けているわけであります。
作付実績が真ん中のちょっと上の表にありますが、平成17、18、19とふえてまいりまして、本年の作付は大体3,000ヘクタールぐらいになりまして、作付面積の15%ぐらいを占めるという状況であります。目標としては、平成23年に4,500ヘクタール、作付面積の約4分の1ぐらいを今、目指してこの作付をふやすと同時に、品質を向上させる努力を各農家で行っておられるということであります。
特色が2のところにありますけれども、つくりやすいと、茎が強くて倒れにくいとか、あるいは収量が多いとか、収穫時期の集中を回避できると。コシヒカリよりも収穫時期が少し遅いということであります。それから販売者、消費者等にとりましては、炊飯米が白くてつやがあって、冷めても粘りがあっておいしい、あるいは値段も手ごろであるといったことであります。
販売先は、今、関西及び県内を中心としておりますけども、九州等にも売り込みを実施しているところであります。
PR活動としては、ここに、ごらんのように、「きぬむすめ」という精米袋を統一して、この「きぬむすめ」を使っておるということであります。出雲空港で利用客にPRをしたりしておりますし、それから収穫前、先ほど申し上げましたけども、収穫前の販売契約をするとかいったようなことをやっているわけであります。
皆さんもぜひ、あちらに用意してありますので、試食をしていただきたいと思います。
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