最初は、資料がお配りしてありますけども、原油価格高騰対策に係る中小企業融資の制度の拡充であります。これまでも中小企業、あるいは農林関係の融資の条件緩和なんかをやっておりますけども、中小企業につきまして、９月の１０日実施ということで条件の緩和を行っております。一つは長期安定緊急資金、これは融資利率を、通常の場合２．３５ですが、それを１．８５、０．５％引き下げるということ、それから融資期間、これ８年、据え置き１年でありましたが、１２年返済、据え置き２年ということで、それぞれ４年、１年の延長をしたということです。

　それから、次のページ、構造転換支援資金というのがありますが、これにつきましても、他の県の制度融資と併用することを可能とするというふうな融資限度額の調整、それから融資利率は２．６５になっていますけども、それを０．５下げまして２．１５％と引き下げるということです。それから融資期間は据置期間が今１年以内になっていますけども、２年以内にしたと。年末に向けまして中小企業の資金需要なんかが出てくるわけですね。そういうために事前に手当てをしておこうというのが今回の趣旨です。

　[資料]原油価格等高騰対策にかかる中小企業制度融資の拡充について（外部サイト）

　それから、ここにパネルが出ておりますけども、しまね海洋館の、アクアスですね、ペンギン館の開館が１１月の１３日木曜に予定されることになりまして、同日の９時４５分にオープニングセレモニーがありまして、１０時から一般開放をするということになります。ここにごらんのように、ペンギン館の全景があって、それから２階、１階と、１階からも見たり、外部から見たり、それから水槽から見るというような構造になっております。施設の規模は、鉄筋コンクリート２階建てで１，７００平米であります。展示されるペンギンは３９羽でありまして、オウサマペンギンが７羽等々、ここに記載してあるとおりであります。事業規模は７億６，０００万円でありますけども、財源はアクアスの入場料等、経費を上回る部分を積み立ててきておりますけども、それで賄うということであります。

　ペンギンの搬入を９月の２５日から６回に分けて行って、１０月の２４日ぐらいには完了するということでありまして、ダイバーによります水中での給餌ですね、えさをやったりすることが見られたり、屋外でペンギンがパレードをしたり、あるいはペンギンと記念撮影ができたり、あるいは見る人たちがペンギンにえさをやったり、そのようなこともできるということでございまして、愛称として、ぺんきちというのを既に決めておりますけれども、そういうことでありまして、ぜひ多くの人に見ていただきたいと思っております。

　[資料]しまね海洋館ペンギン館開館について（外部サイト）

　それから、県立美術館の方でありますけども、先般、県立美術館開館１０周年記念展実行委員会というのを県立美術館で開催しまして、私が委員長になりまして、来年３月６日に１０周年が来るわけでありまして、来年３月６日から５月３１日までの間、記念展を行おうということであります。１９世紀フランス絵画、当時の世界の絵画の頂点にあったわけですけども、それが当時、アカデミズムともいった絵画がその後の新しい印象派だとか、そういうものに影響を与えているわけですけども、そういうことをわかりやすく見られるように、美術館の方で準備をされておるということであります。これも多くの人に見に来ていただけるよう、充実した展覧会にしたいということであります。

　それから、こっちにポスターが出ておりますけども、９月の１９日からアメリカの絵本作家、エリック・カール創作の世界を紹介する展覧会、エリック・カール展が開催されることになっております。子供さんたちが好きな絵本作家であるようであります。ぜひ多くの方に見に来ていただきたいと思います。

　それから、９月１５日から１週間は老人週間ということになっていまして、県の施設は長寿者の方々に、御高齢者の方々に無料開放をすることになっております。６５歳以上の御高齢者は無料でありますので、県の美術館でありますとか博物館等を御利用いただきたいと思います。

　それから、向こうにポスターがありますが、御承知のように今月の２９日からＮＨＫの連続テレビ小説として「だんだん」が始まるわけであります。島根が舞台になるわけでありまして、私どももこの島根の魅力を、この機会に「だんだん」も活用しながらＰＲしていきたいというふうに思っております。