3月(第1回)定例記者会見(3月18日)
質問事項
3.会計検査院指摘の不正経理について
○山陰中央新報
昨年の秋だったと思うんですけども、会計検査院の不正経理の指摘があって、その場で記者会見で知事は県独自に調査をされると。その後の状況と、今現在、実際どうであるかというところを教えていただけませんか。
○溝口知事
10月の下旬にそういう報道が、会計検査院の調査に関する報道がありまして、ここでも聞かれまして、そのときに私は、ほかの県にも調査をするというようなことでありましたから、準備のための調査をしていくということを申し上げ、いずれにしても、会計検査院が調査することになれば、会計検査院の調査の中に溶け込んでいくといいますか、表現はちょっとあれですが、そういうものだということでお答えをしたことがありまして、それを私の発言の前から指示をしてありましたが、やり始めましたが、会計検査院の方で実際の調査の前にいろんな書類ですね、証憑書類だとか、そういうものを準備をするようにというのがありまして、事実上の調査の開始でしょう、11月の初めぐらいだったかもしれませんが、したがって、そういう準備をやるようなことにずっともうなってきておりまして、まだそういう意味では会計検査院の調査も事実上、島根県に対しても内容とかは私は言える立場にありませんけども、進行中であると。結論のようなものとか、県に対するあれはまだありませんけども、そういうことが続いてるということであります。
○山陰中央新報
準備のための調査という、県としての調査は結局したということなのか、せずに終わったということなんですか。
○溝口知事
できる範囲ではしましたけども、しかし、証拠書類等はすべて会計検査院の方に送れということでありましたから、それから会計検査院もそれに基づきまして追加的な照会とかしておりますから、そういうものに答えているということでありまして、独自の調査という意味では、最初の段階で若干の予備的な調査はしてもらいましたが、そこでは明確な状況は把握をするに至らなかったということであります。
○山陰中央新報
その段階では、できる限りということなので、そこの段階でいわゆる不正経理があったとかないとか判断できるようなものは......。
○溝口知事
だから、いわゆる裏金のようなものがあるというようなことはなさそうだというようなことは聞きましたが、それも一部の調査だけに時間がというか、資料がありませんから、とどまっていますから、それも結論といったようなもんじゃありませんが、とりあえずの独自の調査としては、そういうことはあったということはありますけども、まだまだそれも過去のものとかをしてるわけじゃありませんし、それから全部悉皆的にやったわけでもありませんね。
それから報道なんかで見ますと、県自身の書類もそうですけども、発注した相手先の書類も見ませんと、納入がいつされたのかとか、そういうこともわからないわけでありまして、そこら辺になると、それぞれのところで会計検査院が今やってますから、それを見ないとわかりませんし、それから会計検査院の問題意識も正式には我々のところに来ているわけじゃありませんから、報道等では私も見ておりますけれども、そこはやはり会計検査院自身がどういうふうな考えで、どういうふうに判断をされるかというのをお聞きした上で対応していく必要があるというふうに考えております。
そういう意味で、いろんな県にも行っておられるようですから、作業もいろいろすることが多くて、それぞれの県について結論が出るような状況にまだなってないんだろうなというふうに見ております。
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