3月(第1回)定例記者会見(3月18日)
質問事項
2.北朝鮮のロケット発射について
○山陰中央新報
危機管理という意味合いなんですけど、北朝鮮が弾道ミサイルを撃つのではないかと、そういう動きがありますけれども、これに対する知事の見解と県の対応についてお尋ねします。
○溝口知事
北朝鮮のそういうロケットの発射のような計画をされること自体、大きな問題があると、適当でないというふうに私は思います。これは私の、県としてというよりも、当然でありますけども、みんなもそうだと思いますけども、私自身そういうふうに思いますし、国の方はやっぱり外交問題でありますから、北朝鮮に対して政府としていろいろ発言をされていますね。そういう政府の対応を私どもも正当なものだというふうに理解をしております。
それから、仮に発射が行われるような事態が起こるとすれば、これは前にもそういうことがありまして、北朝鮮ミサイル発射に伴う対応についてというマニュアルを、過去における発射のときに県の対応というのが必ずしも明確でなかったということがありまして、マニュアルを作成をしておりまして、それに基づいて対応できるという体制になっております。
例えば国の情報がファクスなんかで来るわけでありますけども、そういう受信の体制をちゃんとしくとか、それからそういう連絡が来た場合の県庁内における連絡の体制、あるいは市町村等に対する連絡の体制、あるいは漁業関係者への対応の体制、そういうものが大体準備ができて、職員もよく知悉をしておりますから、それらの対応を行っていくということになります。
それから、本当に発射をされるとか、されたとかというような状況では、海域等にもよりますけども、対策本部のようなものを設けたり、あるいは担当者の連絡会議のようなものを設けたりして、情報の収集だとか、さらに県民への連絡とか、そういうこともやるような体制になっておりますから、そういうことに遺漏がないようにということで危機管理担当の部署に指示をしております。
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