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1月(第2回)定例記者会見(1月30日) 

質問事項

3.小中学生の携帯電話使用禁止方針について

 

○山陰中央テレビ

 山陰中央テレビですけど、携帯電話について伺いたいんですが、原則禁止の方針を出されると伺ってますが、取り組みの現状と、あとお考えをお聞かせ願えますか。

 

○溝口知事

 教育委員会の、小・中学校等に原則禁止を、方針を決めたという報道がありますね。こういう問題は、教育委員会は各学校とかの市町村教育委員会に判断をゆだねてこられたんだと思いますが、県全体としても、そういう県の教育委員会として方針をある程度示した方がいいんじゃないかということで検討を進めてこられたんだと思います。それはそういうことでありまして、実態に合わせて、そういう方針のもとで各学校、各市町村の教育委員会がお決めになっていくということだろうと思います。

 

 それはやっぱり学校の実態とかによっていろんな細かいやり方は変わり得るんじゃないかと想像しますけども、個人的な考えでいえば、非常に家庭と近い学校、それから御両親が働いておられて外に出られてる、連絡しなきゃいかんというようなこともあるでしょうからいろいろ違うと思いますけど、それからいろんな問題に対して学校の窓口が受けるということも可能でしょうから、携帯電話を持つことによっていろんなことも起こりますから、やはり各学校で実態に即した対応をしていくことが大事じゃないかというふうに私は思っておりますが、いずれにしても教育委員会のサイドで適切に対応することを期待しております。

 

○山陰中央新報

 各学校で実態に即した対応というのは、要は県全体で原則禁止にしましょうということは、する必要がないという......。

 

○溝口知事

 いやいや、それは県全体でそういう方針を出すのも一つの考えですしね。

 

○山陰中央新報

 知事のお考え......。

 

○溝口知事

 いずれにしても、そういう現実の問題は地域の問題ですから、そういう最終的なところは地域地域で取り扱いの違うこともきっとあるでしょう。まだどうなるか、私も詳しくは聞いておりませんが、県の大きな方針と、それからそれぞれの実態に合わせてやっていくという2つの方向で進むということでよろしいんじゃないでしょうかね。

 

○山陰中央テレビ

 改めて携帯電話が、例えば我々が子供の時代はなかった、もちろんツールが育って、今、低年齢のお子さんにまで普及したことについて、何か弊害に感じていることとか、メリットに感じていることとか、その辺の何かお考えがあれば。

 

○溝口知事

 だから、新しい技術進歩によってそういうことが可能になったわけですよね。これはそういう世の中の発展に応じて、いいから普及してるということがあるでしょうし、便利だから普及してると。それから買えるような所得水準にみんながなっているということもあるでしょうし、それからそれによっていろんな情報を得るということもできるでしょうし、単に電話としての機能だけじゃなくて。いろんなことがあって、それは普及しているわけですが、それに伴って弊害も起こるわけですから、問題も起こりますから、そういうものはやっぱり問題の状況等に応じて新しい規制というか、ルールというか、そういうものを社会として考えていくということも当然必要になるでしょうね。みんな、こうした事態は携帯に限らず、世の中の変化に応じて起こっている問題の一つ、現象の一つでしょう。

 

 


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