12月(第2回)定例記者会見(12月26日)
山陰合同銀行との包括的業務協力協定について
■知事コメント
きょうは私どもからの発表のニュースといたしましては、1枚紙でお配りしておりますけども、島根県と山陰合同銀行との間で企業誘致等に関する協定を結ぶということが決まりまして、明日、協定書に署名をするという段取りになっております。
山陰合同銀行は、この山陰のリーディングバンクとして県外にも支店などを持っておりまして、県外の市場の情報を持っておると。あるいは県内も各支店がありますからいろんな企業情報があるわけでありまして、例えば県外の企業がこういう部品が調達したいんだというようなこととか、あるいは自分の事業を拡大するのに工場の立地を求めているんだけどもどうしたらいいかというようなことは、銀行の日常業務の中で出てくるわけであります。他方で島根県の方は、やはり産業の振興のために外からの企業誘致も必要ですし、あるいは県産品の販路の拡大も必要でありまして、そういうことをしたいという島根県の中の企業も、あるいは農業、水産業でもそうでありますけども、あるわけでございまして、それぞれがいろんな情報を持っておりますから、それをマッチングをするといいますか、もちろんそういう情報をそういう形で使う場合には、合同銀行の方は関連する企業の了解はもちろん求めてやられるわけでありますけれども、マッチングをするということです。投資のマッチング、あるいは販路のマッチング、そういうことをやりましょうという協定であります。
一般的なそういう協定としては、伊藤忠と全般的に企業のマッチング等々についてやっておりますし、販路の拡大ということにつきましては、秋に東京のスーパーマーケット、紀ノ国屋ともやっておりますし、ごく最近は上海に島根出身の方がスーパーマーケットを持っておられまして、そこで県産品を販売していくと、そういう情報の交換等についての協定を結んでおりますけども、そういう一環であります。
鳥取県とも合同銀行は明日、同じ日でありますけども、そういう協定を結ぶということでありました。私どももこうした企業との情報の交換、それによって島根の産業が発展するきっかけをつかむようなことをさらに来年に向けて強化をしていくということを考えておるわけであります。
以上が冒頭、私からの説明であります。質問、質疑に移りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。〔資料(外部サイト)〕
■質疑応答
○山陰中央新報
山陰合同銀行との協定ですけれども、こういう企業と県が結ぶのは、今言われたということで4例目ということになるんですか。
○溝口知事
そうですね、伊藤忠、それから紀ノ国屋、それから上海の企業は、名前は上海石橋水産品有限公司ですね、株式会社マックスパワーと。伊藤忠は平成17年の2月、それから紀ノ国屋が19年の11月、それから今の上海石橋水産品有限公司が19年の12月、4番目ということですね。
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