１２月（第１回）定例記者会見（１２月１４日） 

質問事項

５．大田市の名称問題について

 

○山陰中央テレビ

　ことし非常に大きい問題で、石見銀山の逆転登録があったと思いますが、それにちなんで大田市が石見銀山市にするか大田市にするか、名称問題を随分していると思うんですけども、それが恐らく来週ぐらいに結論が出ると思うんですが、知事はどちらがいいと思われますか。

 

○溝口知事

　いや、それは私がコメントをすべきことじゃないと思いますね。やはり大田の市民の方々がどっちを選択されるかというのをお決めになる必要があると思うんですね。

 

○山陰中央テレビ

　知事自身、大田市でもうすべて大分定着してらっしゃるなというようなことをお感じですか。例えば東京なりに上京されたときに、そういえば大田市の石見銀山だみたいな感じで。

 

○溝口知事

　いや、あんまり私はどっちがというのもあれですが、石見銀山という、もう存在が相当知れるようになっていることは事実でしょうね。それが例えば島根の中央にあるのか西にあるのか、そこら辺は都市の人はわからなくてもですよ、そういう遺跡そのものが有名になれば、例えば熊野古道がどこにあるかなんていうのは一般には知らないわけですけども、私などもそう詳しく知らないんですけども、紀伊半島の南の方だなというようなことでしょうしね。

 

○山陰中央テレビ

　どうなんですかね。

 

○溝口知事

　だから県としては、石見銀山遺跡がやはり世の中に知られていくと、島根県にあると、それがどういうものであるかと、そういうことは我々、県がやっていかなきゃいけませんが、大田市の市名をどうするかというのは、大田市の方々が考えてお決めにならないといけないと思いますね。