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11月(第2回)定例記者会見(11月27日)

島根広域観光における基盤整備のあり方検討委員会について


■知事コメント

 

 本日は、発表事項はお手元にお配りしておりますけども、島根広域観光における基盤整備のあり方に関する検討委員会を立ち上げまして、島根県に、東西に分布をいたしております出雲大社でありますとか石見銀山でありますとか津和野といった全国的に有名な観光資源を生かした広域的な観光を振興し、産業の活性化を図るために観光地のアクセス道路のネットワークの整備・活用、それからいろんな施設整備、情報発信等、県内の広域的な観光を支援するための取り組み、どういうことをしたらいいかというのを有識者の方にお集まりをいただきまして検討していただこうということなんです。1回目の会合を来月14日に開きます。これは道路の整備でありますから国交省のこちらの事務所と、それから私どもの方の土木部、それからもちろん観光振興の関係で商工労働部も入りますけども、一緒になって検討していこうということであります。

 

 それで、大体5月ぐらいまでには何回か会合を開きまして、具体的な提言をしていただくといいかなと思っております。そうした中で、これにも書いてありますけども、県の観光の現状、どんなことになって、どういう問題があるかと、そういうことを踏まえまして、どういう整備をしていったらいいのかとか、あるいはそういう整備のあり方で具体的にモデル地区のようなものも選んでもらいまして、具体的な施策の提案のようなものもしていただくと参考になるんじゃないかというふうに考えております。〔資料(外部サイト)

 

■質疑応答

 

○山陰中央新報

 この広域観光の基盤整備の検討委員会ですけど、これの主催といいますか、というのは国交省になるんですか。それとも......。

 

○溝口知事

 いやいや、国交省と島根県一緒と、こういうことですね、一緒にやっていこうと。連携ですから、やはり道路整備なんかが大事な課題になりますから、そういう意味で最初から国の方も入っていた方がいいだろうということであります。

 

○山陰中央新報

 目的は、やっぱりきちんとした道路整備ということを目指す......。

 

○溝口知事

 広域的な観光ということになると、そういう連絡網の整備なんていうのは最も大事な要素ですね。それからもちろんソフト面でも、そういう情報が県内うまく広域的な観光をできるように情報を伝えていくとかというようなソフト面の対応もあると思いますね。それから道路も、駐車場だとか町並みだとか、いろんなものも関連するでしょうから、そういうものを総合的に、関連的には大体わかってるわけですけども、もう少し具体的にとか、御提言をいただくということをしようということですね。

 

○山陰中央新報

 これは島根県単位でこういうあり方検討委員会を設けられてるんですけども、島根県はすごい長いんで、県東部と県西部の広域観光を考える上で中海圏域で鳥取との連携を考えた方が、より有効であることもあると思うんですけども、その点は、この会議では。

 

○溝口知事

 両方、いろいろやっていかなきゃいかんということでしょうね。それでまず、これは島根県の中でやりますし、鳥取県との関連でいえば、中海、宍道湖、あるいは大山とか含めまして、既に民間でもいろんな取り組みがなされてますし、あるいは県レベル、あるいは市町村レベルでも行われていますから、そういうことは引き続きやっていくわけですね。それから中国地方についての連携なども、先般の中国5県の知事会におきましても、知事と一緒に民間の経済団体ですね、意見交換をするような場をつくったらどうですかという話が経済界の方からありまして、来年の5月でしたか、島根で中国5県の知事会が開かれるわけですけども、それまでにどういうやり方でやるか詰めていきましょうということが合意をされてまして、さらにそういう、かちっと仕組みのようなものができなくても、知事会の折に経済界の5県の代表の方々も集まって意見交換をしようと。そうなると、やはり観光は一つの大きな課題ですね。5県については、またそういう場でもやっていくということであります。

 

○山陰中央新報

 これ、出雲大社、石見銀山、津和野と上げてありますけど、ある意味では県央から県西部にかけてという意図があるわけですか、それには。

 

○溝口知事

 県内全体がなるべく面のように広がるようにしたいということですよね。東西だけでなくて、それは南北もありますからね。道路整備に関連をしまして、東京で道路特定財源の道路整備の陳情などをするときには、島根県の高速道路の整備状況を示した地図を示しまして、石見銀山がこの真ん中にあるんだけども、そこにつながる高速道路というのは点々と点線になっていまして、このところがまだなんですよと、日本として誇るべきそういう歴史的な遺産へのアクセスが不十分だということなんかを例示をして説明しておりますけども。

 


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