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11月(第1回)定例記者会見(11月9日) 

質問事項

4.島根・広島交流会議について

 

○日本経済新聞

 先日広島の藤田知事とか中経連の会長と大田で会議がありまして、それで世界遺産を結んだ観光連携ですとか、そういったテーマでお話があったと思うんですが、御感想と、あと今後のそういった観光の連携策等で具体的にどんなことを取り組んでいかれるおつもりなのか、お願いします。

 

○溝口知事

 一つは、あの場では広島県、それから中国の経済界の代表の方も参加されてまして、中国5県として、5県の知事会というのもあります。それから議長会というのがありますが、例えば知事会の中で経済界の代表の方々も参加をして、中国5県としてどうするかといったような議論をしてはどうですかというのが民間の経済界の方からありまして、私はいいことなんで、ぜひそういうことをやりましょうと。今回参加をしておりません山口、鳥取、岡山の方々ともよく経済界の方からも連絡してほしいし、我々も必要に応じてそういうことをやりますよという一つの枠組みについてのことを進めると。

 

 それから、具体的には広報を県でやる場合に、島根県でやる場合に広島県の観光についても一緒に示すとか、広島の方で観光の地図をつくられるときに、石見銀山あるいは出雲の文化、歴史、そんなものも含めたようなものをつくっていくということが一つありますね。そういう圏域として消費者、観光客の方々に、あるいは旅行社などに示していくということが大事なんじゃないかと思いますね。むしろ私もその場で地図を見たんですけども、山陽側に石見往還とか、出雲何とか、要するに山陰側に通ずる道を冠した古い道が随分残ってるんですよね。それは意外なほどでありまして、こんなに徒歩の時代は山陰から山道、道路を伝って山陽の方に物資が運ばれたりしておったんだなというのがよくわかるわけですが、そういったようなものも一例ですけども、島根の方の地図にも入れるし、広島の方でもやっていただくと。観光業者などにもそういうことで働きかけるというようなことが具体的に考えられることですね。

 

○日本経済新聞

 そのほか人材育成ということですね、連携していきましょうというお話があったかと思うんですが、そのあたりは、まだ具体的なところまでは決まってないですか。

 

○溝口知事

 そうですね、広島の方も人手が足らないといったことはある一方、島根の方も地元になるべく残ってもらう必要がありますし、そのためにはそれぞれのところで人材の育成をして、労働市場の需給にマッチしたような教育等をやっていく、そういう情報交換なんかも必要になるでしょうね。

 


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