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11月(第1回)定例記者会見(11月9日) 

質問事項

1.大連立構想について

 

○山陰中央テレビ

 先週からの大連立騒動なんですが、民主党の小沢代表の一連の動きを、溝口知事はどうお考えですか。

 

○溝口知事

 私自身、それは中央の政界において日本全体の政治、特に参議院と衆議院で多数派が分断をされてるというか、そういう状況の中で、やっぱり国政が停滞をしてはならんので、いろんなやり方はあると思いますけども、国政が停滞しないような、そのために必要な対応を政党がとっていくというのは、政党の大いなる任務でありますから、そういう観点から与野党において大連立といったような構想が出てきたんだろうと。報道なんか見ますとそういう気がいたしますが、しかし詳細はよくまだわかりませんね。つまりその構想はどうも成就をしなかったわけでありますけども、与野党問わず、今の非常に特異な政治状況ですよね。果たして国民の方々が望む政策を実行していかなきゃいかんわけですから、その体制をつくるためにいろんな試みがなされてきてるし、これからもなされるでしょうけども、そういう一つであったということじゃないかと思いますね。ただ、それが成就しなかったのは、それはそれぞれいろんな事情があるでしょうからね、そういう意味で、我々地方の方も、例えばそういう衆議院、参議院での多数派の違いによって、今言った、例えば地方財政対策といったようなものがおくれるということは困るわけでありまして、特異な状況でありますけども、今までにない状況でありますけども、工夫をして必要な施策が円滑に決定され、とられていくという体制をぜひ築いていただきたいということですね。

 

○山陰中央テレビ

 地方の、例えば政治改革などがストップするようであれば、そういう状況になりそう、なるのであれば、与野党の連立というのも、知事としてはありなのかなとお考えですか。

 

○溝口知事

 いや、それはいろんなやり方があるんでしょう。衆参での多数派の違いといったのは、今までになかった政治状況でありますから、その中でいろんな調整をして、それが国民生活、政治の停滞をもたらさないように工夫をやっぱりこれからもやっていく必要があるということですよ。大連立というのも一つの案だったわけでしょう。それから与野党間の連絡調整を前広にやっていくとか、国会に上がる前の段階でいろんな調整を重要問題についてするとか、それは必要なことですよね。国会の審議は日数が限られておりますから、なるべくそういう方向に動いていってほしいと。これについても、だから実際的に調整が行われるということが大事なんじゃないかという気がしますね。

 

○山陰放送

 そういうことであれば、連立も、もしそうなったとしても、それはそれで受けとめるというお気持ちだったんでありましょうか。

 

○溝口知事

 いや、我々が受けとめるとかということじゃなくて、それはそういう政治、国政を担う人たちが決める話ですよね。だから、我々としては、そういう国政が停滞しないようなことをやってくださいということでありますね。それで大連立というものがそういうものに合致してると皆さんが思えば、そういう方向に進んでいってもらいたいですし、そういうやり方では、まだうまくいかないということであれば、ほかの方法を考えるということじゃないでしょうか。

 


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