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10月(第1回)定例記者会見(10月12日) 

質問事項

3.道路特定財源について

 

○毎日新聞

 この前、予算委員会で細田博之さんが離島航路に道路特定財源を入れたらどうかという質問をしていまして、大臣は結構納税者の理解が得られないんじゃないかといって否定的な回答だったんですが、知事はまず、国道のかわりをしているというこの離島航路に道路特定財源を入れるということについて、まずどうお考えなのかということと、それと、仮に賛成だとすると、県として何か国交省に働きかけたりとか、そういうつもりがあるのかどうかという、その辺についてはいかがですか。

 

○溝口知事

 離島航路の確保というのは重要な課題であると思います。他方で、道路の特定財源はやはり道路の整備という目的でできておりますから、納税者の理解を得るということも大事でありますが、その上で離島航路への財源の充当ということも検討に値する考えだとは思っておりますけれども。

 

○毎日新聞

 財源というと、道路特定財源ということですか。

 

○溝口知事

 そこら辺はちょっとあいまいなわけですけれども、道路の受益者という考えで課税されている面と、立法はそういうところから出ておりますから、そこを広げるということについては、やはり納税者の理解を得なければならないだろうと思いますね。

 

○毎日新聞

 現段階ではまだ得られてない......。

 

○溝口知事

 一般財源をする過程で、一般財源化の議論が今あるわけですけども、そちらの方がどう進むかということでありますけれども、県としては道路の整備がおくれているわけですから、やはり道路財源そのものがほかの用途に使われるということは、島根県全体として見れば適当とは思いませんと。

 

○山陰放送

 それに関連してですけど、隠岐の島民からしたら、あそこは実際、国道485号の一部であって、実際は海の国道というとらえ方をしていますし、一般化よりはかなり理解は得られやすい使途だと思うんですけれども。

 

○溝口知事

 それは一つの考えだと私も思いますけども、そういう点を含めまして、さらに検討を我々もしてみたいとは思いますけどもね。道路特定財源も確保され、その上で隠岐航路といった問題にも対応できるというのが望ましいわけですから、そういう中で何ができるかということをよく検討、勉強してみたいと思いますね。

 


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