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10月(第1回)定例記者会見(10月12日) 

質問事項

5.県内空港への他社乗り入れについて

 

○山陰放送

 ちょっと銀山に関連することもあるかもしれませんが、よく関東から特に観光客を引っ張ってくるときに、米子、それと萩・石見、出雲、それぞれ航空会社が違いますよね。そういう観点からして、本当は出雲空港に全日空が入ってダブルトラックで運賃競争してくれると、ツアーも組みやすいし、ツアーの料金を下げられて、もっと人が呼べるんだという関係者の声をすごく聞くんですが、そのあたり知事として全日空グループに打診されたり、働きかけされるようなお気持ちはないんでしょうか。

 

○溝口知事

 一つは、こっちの施設というよりも、出てくる羽田の、特に関東は羽田の発着便が各路線が集中していますから、その制約を受けているわけですよね。だから、そこが拡張しませんと、なかなかほかの航空会社であれ難しいですね。そういう問題はありますが、やはり長期的にはいろんな航空会社が複数入って競争したりするというのが望ましいことでしょうけども、それが羽田の空港の整備、それから飛んでくる到着地の空港の整備などとも関連しますから、短期間では難しいでしょうが、なるべく需要に応じた路線の増設等ができるようにしていただくということは必要だと思いますね、一般論でありますけど。

 

○山陰放送

 需要に応じた路線の増設というのは、それは要するに他社......。

 

○溝口知事

 技術的な話でしょうが、ある程度路線がないと整備の体制とか、難しい面もありますから、そういう技術的な面もありますが、一般論としていえば需要がふえているようなところは路線の開設が容易になるようにしていただきたいというのが我々の気持ちですね。

 

○山陰放送

 いずれ、隠岐空港の関係でもありましたけども、羽田の拡張のタイミングをねらって東京乗り入れをしてほしいという声も出ていましたし、もし今度チャンスがあるとしたら、羽田拡張時ではないかと思うんですけども、そうした取り組みですね、それに向かって、何か今から仕掛けるなんていうお考えはないんでしょうか。

 

○溝口知事

 仕掛けるということもあるでしょうね。私どもはJALに対しましては臨時便でありますとか、あるいは羽田の枠をそれぞれの航空会社がもらわないといかんわけでありまして、それが増加するようなときには、出雲路線も拡張をお願いしたいというようなことはずっと言ってきておりまして、先方などもそういう気持ちはあると思いますね。特に出雲路線は搭乗率が高いですから、収益の上がる路線として考えられていると思いますね。

 

○山陰放送

 比較的あれですかね、済みません、他社の乗り入れについては割と今は非常に慎重なイメージに聞こえますが......。

 

○溝口知事

 それは航空行政に関連するところでありますが、一般論としていえば、それはいろんな会社が入って競争してサービスだとかがある方がいいと思いますね。

 


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