10月(第1回)定例記者会見(10月12日)
質問事項
3.BSE検査について
○山陰中央新報
BSEの検査のことなんですけれども、国が来年4月で21カ月未満の補助金を打ち切るという方針なんですが、食の安全ということで消費者の意識も高まっているんですけれども、それについて知事はどのように対応していこうとお考えなんでしょうか。
○溝口知事
これまでの経過からいうと、若い牛にはなかなかそういう危険性は少ないんだということから、そういう仕分けがなされてきたわけでありますけども、食の安全性という問題は消費者がどう考えるかということと大きくかかわっているわけでありますから、他方で科学的な検査も、年齢が若ければ影響がないということが絶対言い切れるのかということも必ずしもわからないところもあるわけですし、そういった問題と、他方で日本の中で、ある県では20カ月以下でも検査をするということになりますと、いろいろ影響が出てまいりますわね。した方の県の牛肉が選考されるということ、要するに競争上影響が出てまいりますから、やはり私どもとしては国がなるべく全国共通の基準でやってくださる方がいいと。しかもそういうものについて消費者も納得されるような制度がいいと思っております。
○山陰中央新報
今の打ち切るという方針については、全国一律......。
○溝口知事
そこら辺については、よくこれからの関係の地方公共団体、あるいは国でこの問題に関与しております厚生労働省でありますとか、あるいは農水省等ともよく意見を交換して、適切な処理を求めていくべきだと思っておりまして、それは私どももやってまいりたいと思っております。まだあともう少し、この制度を決めるまでには若干時間もありますからね、できるだけの努力をしたいと思っております。
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