9月(第2回)定例記者会見(9月21日)
質問事項
4.島根原子力発電所について
○NHK
原発の問題で、中国電力が管理部門を松江市に、松江市の要望ですが、移すこと、これについて検討を、8月末までに一定の方向性を示したいと言っておりましたけれども、それが実現していないと、そういうちょっと軽視しているのかどうかわかりませんが、その姿勢について、また県として何か促すこととか対応というのは考えておられるんでしょうか。
○溝口知事
この記者会見でも以前、松江市の中国電力の原子力部門移転という考え方は支持しますということを話しました。その立場は変わらないわけであります。松浦市長にも、中国電力とのお話は松江市の方でおやりになる方がいいと思いますけども、状況は時々お聞きをしたりしておりますが、話はされておられるようですが、まだ最終的な返事は中国電力の方から来ていないということでしたね、最近お話ししたことでありますが。
○NHK
それについて、県としては。
○溝口知事
私の方は、サポートしていますから、話は松江市がおやりになる方がいいわけでありますけども、連絡はとっておるということです。
○山陰中央テレビ
関連をするんですが、おととい中電が海域調査の範囲を、実施計画を発表されたと思うんですが、これについて、その範囲を含めて、知事はまずどう受けとめていらっしゃいますか。
○溝口知事
耐震評価のためのあれですね。
○山陰中央テレビ
海域の活断層調査の話。
○溝口知事
ええ。海洋活断層については、音波による探査の調査を追加をするということを発表しておりますね。それから陸上は東部に向かって長くトレンチ調査をやるということを発表しているわけですけども、今、それは実施中ですから、その評価をよく、国の指導のもとに中国電力がやるのを見守っているということですね。
○山陰中央テレビ
例えば、ちょっと細かい話になるんですが、音波探査とかの区域で美保湾とかにもかかっておるわけですね。何か宍道断層がどうなんだみたいなところはあるんですけれども、知事自身、もうちょっと範囲拡大してほしいというふうな要望をされるお考えというのは今のところありますか。
○溝口知事
今の段階では、技術的に私どもの方でどこまで、これでいいとかこれで悪いとか、まだそういうことがはっきりわかる段階でもありませんから、そこは専門家の知見を踏まえて、耐震安全性についての調査が完全に行われるように要望しているということですね。
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