９月（第２回）定例記者会見（９月２１日） 

質問事項

３．米子ソウル便について

○日本経済新聞

　先日、鳥取県の米子ソウル便の経済効果をまとめて、島根県分についても数字で経済効果なり時間短縮効果なり示したわけですけども、ある意味、島根県にも何か応分の負担をしてほしいというようなメッセージをちょっと言外に感じたんですけれども、知事はあの鳥取県のデータ、発表をごらんになって、どのように感じられましたでしょうか。

○溝口知事

　あれは広島とか岡山に離発着した場合と比べて時間的な差とか、あるいはそういう経費の差から、こういう便益があるだろうという、理論的に計算されたわけで、島根にも及ぶわけですね、便益は。それはそうだろうと思いますね。あらゆることがそういうことでございますが、やはり米子ソウル便というのは山陰唯一の国際線ですから、島根にとっても重要な路線であることは間違いないわけでして、そういう考え方から両県でこれまでも協力をしておるわけですね。

　例えば今度、鳥取県の方で韓国から来られる方に対する広報とか、いろんな宣伝とか、そういうものを山陰国際観光協議会を通じて強化しようという話があり、鳥取県では２００万円の予算措置を補正で講ずるということでありますが、島根県の方は既定予算の組み替えで２００万円の拠出を追加しようと、それで一緒にやっていこうというようなことを今やっておりますが。