７月（第１回）定例記者会見（７月１０日） 

質問事項

４．石見銀山遺跡について

○山陰放送

　全然話は違うんですけども、世界遺産登録の際に近藤大使が非常に、２０カ国に対して活躍されたと思うんですけども、その活動で得られたものを、例えば我々島根県民に向かってフィードバックしていただく、例えば大使をお呼びしてどこかで囲んで、何かそういう学ぶ場をつくるとか、そういうことを御検討になるようなことはないでしょうか。

○溝口知事

　いずれ近藤大使も日本に一時帰国されるとかいう機会があるでしょうから、そういうときに我々の方もぜひ県民の方々にも近藤大使にお会いいただいたり、近藤大使が交渉の過程で感じられたようなことを関係の方々に直接お話をされたりするということは大切なことでありますから、今、特別に予定があるわけじゃありませんけども、機会があればそういうふうにした方がいいだろうなというような感じは持っておりますけれども。例えば各国と話をされる中で、石見銀山が自然とうまく共生しながら運営をされたというようなことが現代の目から見ると非常に評価されるといったようなことが委員の国の代表の方々にいい影響を持ったというようなことがありますから、そんなようなことを大使自身から現地の大田市の方、あるいは銀山の方々にお伝えしていただくというのは、いいことじゃないかと思いますね。