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6月(第2回)定例記者会見(6月29日)

石見銀山遺跡の世界遺産登録決定について


■知事コメント 

 

 石見銀山の関連につきましては、きのう記者会見いたしましたので、改めて申し上げることは、私はありませんが、県民の皆さんの声が各国の代表にも理解され、近藤大使以下の代表団の方々の御尽力のたまものでありまして、県民ひとしく喜んでおり、感謝の意を表しておるということだと思います。

 

■質疑応答

 

○NHK

 銀山のことを伺いたいんですが、きょうまでの情報収集で、今後、県としての取り組みで、登録が決まったからにはこんなことをしたい、あるいはこんなことが想定できるのではないかという、今後の何かスケジュール的なことで、今の段階で構想されているようなことがありましたら。

 

○溝口知事

 今の段階では、例えば拠点施設ですね、駐車場があります、整備を進めておるわけですけども、それを着実に進めると。これは大田市もその整備のために必要な予算措置をとっておりますし、県の方も大田市のそういう努力を支援するための予算措置もとっているわけですから、そういうものを進めていく。

 それから、大久保間歩も見学できるようにするという整備なども現場の話としてしなきゃいけませんし、あるいは駐車場、あるいはガイドの育成、これはもう既に行われているわけでございますけども、そういうものをさらに進めていく、あるいは調査研究もそうですね、十分調査、あるいは発掘と申しますか、そういうところも行われているわけでありませんから、そういうものをやっていって銀山の全貌がなるべくよくわかるようにする、そういうことがあるわけでございまして、既に行っている事業、いろんな整備を着実に進めるよう努力するということですね。

 

○毎日新聞

 関連してなんですけど、イコモスが保護範囲が不十分だという指摘をしてますね。これに対して政府が、保護範囲を一部拡大するという反論書をまとめているんですが、まず登録という結果を受けて、保護範囲を拡大するのかどうなのか。するとすれば、どこをどういうふうに拡大するのか、めどとしていつまでに拡大するのか、そのあたりの見通しはどうなんですか。

 

○溝口知事

 それは、大田市の方で対応されておるわけでありますが、その指摘を受けて拡大をするという話は聞いているわけでして、具体的には町の両脇にある山の部分を対象に含めるといったことが中心でありますが、それはそういう指摘をクリアするように大田市としては積極的にやるというふうに既に言っておられますから、その方向で進んでいくものだと思っております。

 

○毎日新聞

 広げるのは、じゃあ大森、要は重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の区間を後背地まで広げると、そういうことなんですか。

 

○溝口知事

 それが重点だと思いますけれども。

 

○毎日新聞

 銀山街道についてはどうですか。たしかぶつぶつになってて不十分だという指摘がありましたが、これについても広げる予定はありますか。

 

○溝口知事

 それは、広げるというよりも整備を進めてということでしょうが、それについても大田市、計画をされると思いますから、県としても大田市のそういう整備に対しまして必要な支援を考えていきたいと思っております。

 

○毎日新聞

 時期的なめどみたいなものは、何か立ってますか。

 

○溝口知事

 個々の計画については、私は詳細を承知してませんけども、これから観光に来られる方も多くなるわけでございますから、そういう観光に来られる方、見られる方、そういう方々が十分見られるように、円滑に中を動けるように、そういう整備を大田市とともに努力していきたいというのは、今の我々の立場であります。

 

○山陰中央テレビ

 関連するんですが、知事、きのうも会見でおっしゃられていますし、今もおっしゃられたわけなんですが、何が一番課題で、それに伴う新たな予算計上とかを近くやられるようなお考えというのはありますか。

 

○溝口知事

 課題は、やはり世界遺産登録になったわけでして......。

 

○山陰中央テレビ

 済みません、地域振興という点に関しての課題でお願いしたいんですが。先ほどもおっしゃられたことなんですけども。

 

○溝口知事

 地域振興としての課題ですか。

 

○山陰中央テレビ

 はい。

 

○溝口知事

 それは、あの地に多くの方が来られるわけでありますから、まず現場の駐車場でありますとか景観の修理、修復、町並みなどにつきましてもありますね、そういう現場における作業と同時に、これが多くの人に知られることが大事なわけでありまして、そういう県内、県外、あるいは国外に対する広報、宣伝を行っていくということも大事な課題ですね。そういう点につきましては、これから大田市とともに私どももやってまいりたいということであります。

 

○山陰中央テレビ

 何か決定を受けてすぐこれをやるとか、予算計上しますとか、そういうことを考えてらっしゃいますか。

 

○溝口知事

 予算は、いずれにしましても今後の話ですね。大田市の計画を私どもとしてはよくお聞きをして、大田市とよく相談しながら進めていきたいと思っておりますけど。

 

○NHK

 最初に知事がおっしゃりかけてた世界遺産としての課題ですね、要するに自然と調和しているから認められたというからには、開発の当然規制も受けますし、何でもかんでも駐車場をつければいいという話でもなくなると思いますけど、そういった意味での課題はどこだと考えておられますか。

 

○溝口知事

 近藤大使以下、各国のメンバー国ですね、世界遺産委員会の説明をいろいろされている際に、あの鉱山の町が自然を破壊しないで、公害などで破壊することなく行われてきて、そういう自然がよく保たれていると、産業遺跡とともにですね、それが各国の理解を求める際に大きな役割を演じたというお話でありまして、私もあの現場には何度か行ってますが、やはり町の両脇の山、あるいは鉱山のあるところ、あるいは温泉津まで行く街道、みんな自然の中にあるわけでして、あの産業遺跡だけじゃなくて、行った人々はそういう自然の中で楽しまれると、そういったことも石見銀山の大きなPRの材料になるだろうと、そしてまた、そういうことを行かれた方々が知られるということは、非常にいいことじゃないかと思いますね。

 鉱山は、近代の世界においてはいろんな公害問題なんかを起こして大変だったところがたくさんあるわけでありますけども、遺跡としてはそういうことをうまく処理をしてきたということを示しているわけでして、そういう面でも今の世の中の動きとマッチしておるわけでありまして、私は大変いいことだと思いますし、あの遺跡だけじゃなくて、あの辺の山を一緒に歩いたり、できるかどうかはわかりませんけれども、あの街道なんかも歩けるようになるとすごいものになるんじゃないかというふうな、個人的には思いますけども、そんなようなことです。

 


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