３月（第２回）定例記者会見（３月２６日）

加茂岩倉遺跡出土銅鐸の国宝指定について

■知事コメント　　

　既に御承知であるわけでありますけども、加茂岩倉遺跡出土の銅鐸が国宝に指定をされたということであります。

　先週、３月２１日に国の文化審議会におきまして９６年１０月に雲南市加茂町の加茂岩倉遺跡で出土した３９の銅鐸を一括して国宝に指定するよう、渡海文部科学大臣に答申をされたということであります。この３９個の銅鐸は、既に平成１１年に重要文化財の指定を受けておるわけでありますけども、今回、国宝ということで評価されるということは、まことに意義深いことであります。島根県関係で国宝に指定されますのは、１９９８年、平成１０年の６月の荒神谷遺跡出土品以来１０年ぶりのことでありまして、島根県内の国宝としては６件目になるわけであります。今回の国宝指定を記念しまして、５月３１日から７月６日まで、国宝指定記念陳列を古代出雲歴史博物館特別展示室で加茂岩倉銅鐸の世界展ということで開催をすることにいたしております。