3月(第2回)定例記者会見(3月26日)
質問事項
4.島根原子力発電所の耐震安全性について
○山陰中央新報
島根原発の耐震の安全性について、今月末に耐震安全の中間報告を国へ出すというふうな形で、その中で、これまで活断層の長さを10キロとしていたものを22キロというふうに改めるというふうな報道もされておるんですが、安全性の面で住民の方々にかなり不安を与えると思うんですけれども、知事の御見解はいかがなんですかね、こういったことに関する。
○溝口知事
耐震安全性というのは最も重要な、安全管理のために重要な要素ですから、私どもも報告書についてよく説明を受け、それがきちっと実行されているのかどうかというのをよくチェックしていきたいと思います。
それから、国の監査機関というんですか、検査機関で報告書をよくチェックしてもらいたいと。そういうことによって結果を国民、それから県民、あるいは地域の方々にわかりやすく説明してもらいたいということであります。
○山陰中央新報
その耐震の工事とか、先ほど言われたような住民説明の部分できちんとその責任を果たしてほしいというところですか。
○溝口知事
ということですね。まず専門的なチェックをする必要がありますね。こういう想定で、それに対してどういう地震が、こういう地震が起きたときにどういう影響が起こるというシミュレーションをやってるわけでしょう。そのシミュレーションが現実的なものかどうかというチェックを専門的に、まずはやるということですね。それで、その第1案は中国電力の方から出たわけですから、国の保安院等のところでチェックをし、その上でチェックの結果を国民、さらに県民、地域の方々にわかりやすく説明してもらいたいということですね。
○山陰中央新報
この報告の内容は、事前に中電側から何かあったんですか。
○溝口知事
いやいや、そこはまだありません。
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