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3月(第2回)定例記者会見(3月26日) 

質問事項

3.日本銀行松江支店の情報流出について

 

○中国新聞

 日銀の松江支店の件で、重要な書類が外部に流出したということに関しての知事の御見解をいただきたいなと。

 

○溝口知事

 一つは、我々の方も、県庁も今や各人がパソコンを1台ずつ持ってやっている時代ですから、こういうことが起きないように我々も注意をしなきゃいかんということが一つですね。その点については、改めて昨日でありますけども、県職員に対して県のルールがありますから、そこをよく再認識をして対応するようにという指示を出しました。

 

 ちょうど昨日、2番目は、日本銀行の吉岡支店長が私のところへ来られまして、申しわけないことですと、県の企業、県民の方にも情報が日銀のそういうファイルを通じて出ることが起こって申しわけないということを謝っておられましたけれども、我々としては日本銀行も公的な役割も担っておられるわけですから、そういう面でこういう事態が再発しないようにぜひともお願いしたいということをお願いしました。それが2点目ですね。

 

 第1点目は、そういう事態を受け、我々もそういうことがないように努力をしなきゃいかんということで、吉岡さんの来た後、思い当たりまして、直ちにまた各職員に周知徹底を図ったということです。

 

○山陰中央テレビ

 資料持ち帰りというのは、県庁ではやはり禁じてらっしゃると思うんですけれども、なかなか禁じている日銀でもそういうことがあると、県の中で改めてネットワークの強化だったりとか、持ち帰らせないようにするというか、そういうふうなお考えというのは現段階でありますでしょうか。

 

○溝口知事

 それで私も県の体制がどうなっているかというのを一回チェックをしましたら、情報セキュリティー委員会という、副知事をトップとしまして情報のセキュリティーを守る、ポリシーを見るところがあります。各部署にそういう情報のセキュリティーを守るリーダーというのも指定されています。それが一つですね。それでポリシーとしては、セキュリティーポリシーというものをつくって、持ち帰りはだめですとかいうことを言っています。今2つはポリシーと管理の体制ですけれども、それを今度は監査という形で実行していますね、ちゃんと守られてるかどうかと。

 

 それからもう一つは、職員自身がよくこういう問題について理解し、間違えないようにしなきゃいかんわけですから、研修といったこともやっておりまして、管理職の研修、あるいは一般職員の研修というようなこともやっています。したがいまして、県庁としてはそういう体制と、ポリシーをつくる体制と、それからポリシーを守る、チェックする体制は大体整備をされているかなと思いますけども、今後もよく内部監査を徹底するとか、努力をしなければと思っているところです。

 

○山陰中央テレビ

 新たなハードとしては、今のところ考えてないということですね。

 

○溝口知事

 ええ。それで、とりあえずは日銀のああいうこともありましたから、県職員に認識を新たにするように通達といいますか、通知を出したということであります。

 


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