3月(第1回)定例記者会見(3月14日)
質問事項
3.円高について
○山陰放送
ちょっと漠然とした話になるんですけども、円が1ドル100円を久しぶりに切りまして、島根県にとって、この円高というのは追い風になると思われますでしょうか、逆風になると思われますでしょうか。もし、追い風になるとしたら、どういった分野で活用、利用できるなとお考えですか。
○溝口知事
一つは、日本の経済はやはり外のマーケットを拡大するから、そこに対する輸出がふえて経済が好調になっていると。特にバブルが崩壊して、デフレを収束して、経済が復活する過程ではそういうものが大きな要因でしたから、そういう意味で円高が進むということは、そこにマイナスの影響を与えますから、マイナスの影響があるだろうと。
他方で、原材料も下がるかもしれないということがありますけども、下がるというのは円建てにした場合ですね、ドル建ての価格が変わらないとした場合に。そういう効果もなくはないですが、私の感じは、やはり設備投資だとか輸出といったものが経済をリードしていきますから、そこにマイナスの影響が起こると、その方の影響が多分大きいだろうなという感じがしますね。そうすると、日本経済全体がマイナスの影響を受けますと、これは国の税収、それから県の税収もそうですし、それから県の企業などにもマイナスの影響が及ぶ可能性がありますね。
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