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2月(第2回)定例記者会見(2月25日)

島根県オリジナル野菜「あすっこ」の販売開始について


■知事コメント

あすっこ

 

 それから、次の話題でありますが、島根県のオリジナル野菜「あすっこ」の販売開始であります。ここに現物がありますね。皆さんも、去年から出ておりますから御存知の方も多いんではないかと思いますけども、去年の春から本格的に出荷を開始しておりまして、これは島根県のオリジナルな野菜ということでありまして、この出荷が今週、きょうから始まるということであります。

 

 なぜオリジナルかといいますと、平成15年に県の農業技術センターにおきまして、それまでありましたビタミン菜というか、ビタミンの多い菜っ葉とブロッコリーを交配させて、ビタミンCの豊富な新しい野菜として育成をして、昨年は県内で6ヘクタールが栽培されまして、1,800万円の販売額であります。今年は面積がほぼ倍増しまして11ヘクタールで栽培をされ、4,000万円の販売を見込んでおるということであります。

 

 主な販売先は、県内、大阪、広島を予定をしております。生産者にとりましても、軽量な野菜でありまして、非常に簡単に収穫なんかができて、栽培もしやすく、取り組みもしやすいということでありまして、ぜひ島根の顔となる野菜として育てていきたいと私どもも考えているところであります。

 

 後ほど調理をしました「あすっこ」の準備をしていますので、ぜひ実際に食べて、そのおいしさを実感をしていただければと思います。聞きますと、これをレンジでチンと1分ぐらいやると、もうゆでた状況になって、それであとドレッシングをかければ、朝のビタミン補給、緑の野菜でありまして、健康にもいいというふうに聞いております。ビタミンCは100グラム当たり67ミリグラムであって、ブロッコリーが54ミリグラムで、それよりも高いというような説明がありました。

 

 大体キロ500円ぐらいでありますから、それで11ヘクタールで大体の生産量が、この表にありますけども、20年度は80トンぐらいになって、売り上げが4,000万円ぐらいが見込まれるということであります。さらに22年度1億円に向けて頑張っていこうというふうに関係者の方は考えておられるということであります。

 

 〔資料(外部サイト)

 

■質疑応答

 

○山陰中央新報

 「あすっこ」なんですけれども、22年度に1億円を目指すということで、相当の努力というか、取り組みが必要だと思うんですけども、具体的にどういうふうな取り組みをしていかれるお考えがあるのか。

 

○溝口知事

 こちらは県もPRをいたしますし、それから生産地において実際に生産する農家の方々が広がっていく必要があるわけでして、それはJA中心にやっておられますけども、よくそういう過程で「あすっこ」の優位性といいますか、市場に出回っている状況などもやはりよく生産農家の方に知ってもらうとか、そのようなPRをやっていく必要があろうかと思います。

 


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