• 背景色 
  • 文字サイズ 

2月(第1回)定例記者会見(2月14日)

「島根県CMS」のオープンソースとしての公開について


■知事コメント

 

 もう一つは、冒頭申し上げましたが、島根県のホームページがあります。そのホームページを迅速に、それからわかりやすい形で出さなければならないということで、いろんなホームページの内容は実質的な内容、コンテンツは各部、各課でつくるんですけども、それを編集して見やすいような形にしなきゃいかんわけですね。あるいはいつからホームページを公開するかと、そういうためのシステムが必要だったわけです。それで、18年度にそういうシステムをつくりまして、前はいろんなホームページをつくるときに、紙を会社に渡しまして、これでホームページをつくってくださいというような、平たく言えば、そんなようなことでやっておったんですが、職員自身がもうホームページそのものをつくると、そういうふうにした方がいいということで、そのためには、今度は全体を管理するシステムが必要なんですね。各課がつくったやつがホームページのどこに載るんだと、そういうことができる。それで、18年度にコンテンツマネジメントシステムというのをつくりますということで公開入札をしたところ、ネットワーク応用通信研究所ですね、Rubyで著名なまつもとさんが勤めている会社なんですけれども、そこが出した案がいいということで、県はそこに委託をしまして、そういうシステムをつくりまして、契約をしまして、大体1,000万円ぐらいでできてるんですけども、それまでは全体のホームページの事業を民間の企業に委託していましたから数千万円かかっていたんですが、減りました。

 

 それで、できてから約2年たちまして、このシステム自身が非常にうまくワークしておると、安定しておるということで、このシステムを県以外、民間の方、全国どこでもいいですし、外国でもいいんですが、公開をしようと。つまりオープンソースウエアにしましょうというふうに今回するということであります。

 

 このシステムをつくった会社との間で、契約上、時がたったら公開しますよということを契約で書いておりまして、それで公開するわけです。島根の使ってるシステムはRubyでできているんですね。非常に使いやすいんです。それで、これをオープンソースにしますと、そのシステムをつくったネットワーク応用通信研究所のホームページでしょうね、そこにアクセスすると島根県が使っているプログラムが全部ダウンロードできるといいますか、使えることになるわけです。そうすると、ホームページをつくりたい人は、そのシステムを使って自分のホームページをつくったりするようなことになりますし、そうすると、あるいはそういう人がふえてきますと、じゃあRubyでやってみようかということにもなりますし、それから、そういう人がどんどんふえますと、そういう人がこういう工夫をしたらいいというのが出てくるわけですね。そうすると、今度はそういうものが今度、新しいプログラムにつけ加えられていって進化していくというようなことでありまして、島根のRubyを使いこなせる企業などにも新しいプログラムの発注なんかも出てくる可能性もありますから、大変ありがたい仕組みではないかと思っておりますが、そういうことを公開いたしますから、この場で公表させていただくということであります。

 

 以上が私からの冒頭の説明であります。御質問にお答えいたしたいと思います。

 

 〔資料(外部サイト)


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp